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「A」
『あのさぁ、私今は村貶彩希なんだけど』
「村貶彩希という人物は俺の妹ではないし、それはおまえの口調だろう？」
『、、、』
不服そうな顔をしながらもAは、車から出ていく昴に続いて車から出た
扉の隙間からわずかな光が差し込むだけで無人の倉庫の中は暗い
だが、何かいる
それは昴もAも思ったことだった
夜目を聞かせようとAが瞼をを閉じた、その瞬間
扉の方でバイクのアクセルをふかす音がした
振り返るとヘッドライトを付けたバイクが猛スピードで突進してきた
昴が素早くかわし、Aが突先に何かの存在を感じた方向へ走り出す
チラリと見えただけだが、おそらくさっき空港でぶつかりそうになり、さっきまで尾行してきたバイクだ
が、そのあとすぐ、暗闇の先から車のエンジンがかかる音がしたかと思えば黒い車が猛スピードで走り去ってゆく
そう理解した瞬間、暗闇を自由に見渡せる自分の目で昴の相手をしている人物を見る
『、、、やっぱり真純か』
昴と一対一でやりあっていた真純の体が宙に浮かぶと同時にその後ろから入れ替わるようにして一人の少女が昴めがけて飛んできた
そう察した昴は、右に避けた、それと同時に後ろにいたAがメアリーの腕をつかみ、軽くひねってから放り投げる
そこからは起き上がった真純も加わり二対二で、圧倒的に昴とAが有利だった
長い黒並みをたなびかせながら舞うようにして次々と技を決めるAと、それに合わせて截拳道の技を決める昴との相性はなかなかにいいものだった
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aoi01171993(プロフ) - ありがとうございます、思いえがいていたお話になるかはわかりませんが作らせていただきます (1月22日 17時) (
レス) id: 540323b136 (このIDを非表示/違反報告)
さつまいも - こんにちは！とても面白い作品ですね。できればでいいですが、警察学校時代に夢主ちゃんが幼児化したお話が見てみたいです。 (1月20日 22時) (レス) id: 3adbd7e5e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リンネ | 作成日時：2023年12月10日 2時
