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「いえ、少しドライブをと思いまして」
『そんなくそみたいな理由で私はわざわざ変装したんですか?
帰ってもいいですか?』
「つれないですね、まあ乗ってください」
そういい運転席側の後ろの席のドアを開け手を差し伸べてくる、が、私はそれを全く無視して家の方へ回れ右をしようとする
「待ってください、ドライブをしましょうよ」
『やだやだやだ!なんかもう無理!全身が拒否ってるからまた後日にしましょう!』
「いえいえ、遠慮なさらず」
『遠慮なんてとんでもない、こっちは全力で嫌がってるんですよ!』
クッソこいつ力強いな!
「これは困ったお姫様だ」
『もし私がお姫様だったとしても私をエスコートする王子さまはあなたじゃないですよ』
「それは手厳しい」
結局無理やり車に乗せられたので明らかに殺気丸出しでニコニコとしていたが、それもつかれたのでおとなしく座っていることにした、あいつと極限まで離れるようにして
『で?なんで私は貴重な休暇をあなたと過ごさなきゃいけないの?』
「アラン・マッケンジー、知ってますか?」
『さては全く話を聞いてないな?
知ってるよ、連邦検事、司法副長官、司法長官とか、FBI長官とか、後は今度開かれるWSGの会長とかをやってる人でしょ?』
そういえばお姉ちゃんが今日WSGのスポンサーしか出れないパーティーに行くとか言ってたな
「ええ、ではこの前WSGのスポンサーであるえらい方々が拉致されたことについては?」
『ああ、もしかしてあの事件?15年前の、、、』
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aoi01171993(プロフ) - ありがとうございます、思いえがいていたお話になるかはわかりませんが作らせていただきます (1月22日 17時) (レス) id: 540323b136 (このIDを非表示/違反報告)
さつまいも - こんにちは!とても面白い作品ですね。できればでいいですが、警察学校時代に夢主ちゃんが幼児化したお話が見てみたいです。 (1月20日 22時) (レス) id: 3adbd7e5e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リンネ | 作成日時:2023年12月10日 2時