一人だけなんて選べません。 PART２ 【ONE PIECE】

張りつめる空気 ページ7

・


・


ナミの部屋の前


・


サンジがドアにもたれかかって


いつもの煙草を吸っていた


・


私たちに気づくと、


サンジの目が揺れた


・


・


サ「ルッ、ルフィ…」


ル「いいんだ。Aにも知る権利はある。」


サ「でもナミさんが―――」


ル「いつまでもこんなことしてたらラチあかねーだろ。」


サ「………」


・


サンジは重いため息をついた


・


・


・


二人の会話はいつもの雰囲気とは全然違う


・


ピリピリと張りつめた空気が漂っていた


・


・


サ「……ナミさん、開けますよ…」


・


・


・


・


サンジは苦しそうな顔でドアを引いた


・


・


そのドアの先


・


・


ベッドの上に体育座りで


壁に寄り掛かる人影


・


・


いままで見たことのないナミの表情が


そこにあった


・


・

真実→←わかんない…

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す