一人だけなんて選べません。 PART２ 【ONE PIECE】

瞳の向こう ページ4

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そのあとは、なにもなくサンジの作ってくれた朝食を食べて


適当に止まった島で食料を調達したりしていた


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それでもまだナミが起きる気配がなくて


見に行こうとするとみんなに止められる


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やっぱりおかしい…


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なにか隠してる


それだけは分かった


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あ「ねえサンジ。ナミ、なんかあったの？」


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サンジはどこか上の空な感じで


答えをはぐらかす


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サ「具合が悪いだけだろ。

　 ナミさんは強いから大丈夫さ。」


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タバコの煙を吐きながら空を見つめるサンジ


サンジはどこか悲しそうな瞳をしていた


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あ「なら、サンジは何でナミのところに行かないの？

　 いつもなら心配して行くところじゃないの？」


サ「それは…男の事情ってもんがあってよ。

　 ナミさんも落ち着かせてやらないと。」


あ「…そっか。」


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ナミに何かあったんだ…


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そうじゃないとサンジがこんな顔するはずない


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けど、なんで私にだけ隠すんだろう


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心が弱いから？


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こんなことがあったから？


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考えれば考えるほど不安は大きくなっていって


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ナミに会いたい…


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そのことだけが頭の中を駆け巡っていた


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ウソップはイジワル→←感じる違和感

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