一人だけなんて選べません。 PART２ 【ONE PIECE】

光る水面 ページ15

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ルフィside


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ル「今日はちょっと風が強いな…」


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持ってかれそうになった帽子を


頭から抑えた


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ゾ「んだよ、俺に話って。」


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月明かりに反射して


キラキラ光る水面を眺めてた


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俺は後ろから聞こえた声に振り向く


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ル「Aのことでちょっとな(笑)」


ゾ「…なんで俺が。」


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めんどくさそうに頭をかいたゾロは


眠いから早くしろとでも言いたげだ


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ル「聞いたか？Aの話。」


サ「…だから何が。」


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ル「俺たち３人のことで、Aが悩んでるんだよ。」


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ゾロは大きく目を見開いた


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ゾ「俺たちって――――」


ル「お前と俺と、サンジ。」


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帽子を強く抑えたまま


ゾロをまっすぐに見つめる


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ル「サンジから聞いたんだよ。

　 A、俺たちのことで悩んでるって。」


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ゾ「悩みって…なんだよ。」


ル「どうせ分かってんだろ？…ゾロ。」


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少し声を低くして言った


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ル「おめぇは、Aが好きなはずだ。」


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今の言葉


ゾロにちゃんと聞こえてっかな


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