一人だけなんて選べません。 PART２ 【ONE PIECE】

昔の記憶 ページ11

・


・


・


あ「…どういう…こと？」


・


・


胸がドクドクなって落ち着かない


・


・


心臓が握りしめられたみたいに痛くて…


・


苦しい


・


・


・


・


ナ「…Aが仲間になる前の昔ね…。

　 ルフィに…惚れたのよ。」


・


・


ナミは少し昔を思い出すように言った


・


・


・


ナ「…ルフィに言ってみた。

　 本気で好きだって。」


・


・


・


ナ「そしたら…、あたしを仲間以上に見れることはないって…

　 キッパリ言われちゃった。」


・


・


・


知らなかった


・


・


ナミがルフィに……恋…してたなんて


・


・


ナ「そんなの最初からわかりきってたから、

　 全然いいんだけどね？」


・


・


ナミは、だけど…と続けた


・


・


あ「Aが仲間になって、ルフィを見たとき。

　 ……ルフィ…Aが好きなんだってわかっちゃった。」


・


・


ナミは小さく舌を出した


けど、ナミの瞳は悲しんだまま


・


・


・


ナ「無意識って言うのかな。

　 あたし、ルフィのことずっと見てたから。

　 わかっちゃったのよ悲しいことに(笑)」


・


・


・


それはつまり…


・


・


・


・


まだ好きだったってこと……かな…？


・


・


・


……きっとそうだよね


・


・

笑み→←涙は頬に落ち…

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す