すいません此所フリーじゃないです【刀剣乱舞】

三十話 ページ31

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「…ﾊｯ！このままではこんのすけ×審神者に成り兼ねない！」


『よく分かんないけどそんな事一生有り得ねぇし需要もそんなに無いからはよ帰りな』



　此処はサービスエリアじゃないから。


　後、元ブラック本丸に見習いを行かせる意味が分からない。そこから恋愛始まると思ったら大間違いだからな。



『もう家に引きこもろ。ここ家じゃ無いけど』



　何かスマホゲーでもやってれば時間は潰せるし、ここの人達もそんなに傷を負ってそうじゃないから大丈夫だよね！




「主殿、只今帰りました」


『誰も居ないと思ってたのですが…どこかに行ってました？』


「…敵を殲滅してました…？」


『疑問形なのが気になりますが、深く追求しない事にします』



　やっべ、敬語を使うの忘れてた。これがこんのすけプァワー！？


　一期…様を見習わないと。中身が残念な奴って思われる。



『け、怪我はしていませんか…あ、後私が次の主に』


「分かっていなければ主殿と呼んでいませんよ」


『そーですね！』



　もうフーセンガムの中に閉じこもって蚕の如く生きたいとか変な事を思った私は疲れてる。


　納豆のネバネバをアイスに混ぜてドンドゥルマみたいにして食べた時の微妙な感じが部屋全体を包む。野口英世の愚痴ひでーよでも良いから何か喋って？




「…そういえば、鶴丸殿は何時もこうなのですか」


『常時これだったら今頃私恥ずか死してますね』


「前主がアレでしたから、心の拠り所が無かったのでしょうな」


『彼は少し寂しがり屋なんですよHAHAHA』



　自分でもキャラが壊れているのは実感してます。でも混乱してるんです。


　…どうにかして話を進めて明日を気持ちよく迎えよう。




『ぁ-…一期様も一緒に寝ます？』



　明日が裸足で死の淵へ向かった。

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