二十三話 ページ24
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「もう一度言おう、君を愛す事の何が悪い」
『そりゃあ人間＋色々な神力とかそういうの＝何かナマコみたいな良く分かんない奴って言う方程式がありますもん』
「つまり俺達は禍々しいモノを愛してると？」
『いえーす、今ならまだ間に合います。さあ、政府に色々言って下さい』
「君を貰いたいってか？」
『はは、冗談が過ぎますぜ鶴丸様よぉ』
禍々しいモノって分かったなら私の半径５ｍ以内に居ないで下さい。
貴方達のせいで怪我しても直ぐ治る様になったんですけど。
「…なんで君は信じてくれないんだ？」
『私そんなに愛されるルックスじゃないし、容量よくないし、成績悪いし成績悪いし…とりあえず愛される要素０なんですよ
それに対して貴方達は完璧じゃないですか、主に顔とかスタイルとか…現世に居たらモテモテですよ。』
「釣り合わない、と思っているのか」
『そうです。それに、年のことも考えて下さい。…私は何時か死ぬ。でも、貴方達は壊れない限り死にません』
自分のハサミをクルクル回す。ペン回しとは違ってスリル満点たのすぃーずぇ。
ずっと回していると、鶴丸様に取られた。なにゆえー？
「…年も死ぬ運命も変えられないが、この顔なら変えられる。ズタズタになって、醜くなったら君は俺を愛してくれるか…？」
『えっちょっ、待って…』
止める間も無く、鋭いハサミはそのまま彼の綺麗な肌を切り裂いた。
取り上げようとしたが、力の差のせいで抑える事が精一杯だった。
『なんでこんな…血が…』
「なんで？…愛故だな」
『手入れするにも資材は無いだろうし…』
「之で俺だけを見てくれるよな？」
彼の頬にそっと手を添える。血は止まること無く溢れている。
『どうしてですか…』
「君に愛して貰う為」
痛いくらいに抱きしめられる。血に塗れた手が私の服にベットリつく。
自分のモノという印の様に。
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水面 - あ、完結…えっ完結！？続き無いんですか？無理じゃ無ければ続き書いてほしいです！ (2018年4月21日 14時) (
レス) id: c4fe34a3f9 (このIDを非表示/違反報告)
紅桜 - あの、ちょっと思い付いたのですが…三十一、二話辺りで、夢主ちゃんが一期と鶴丸と一緒に寝てましたよね？それの源氏兄弟バージョンを是非とも見たいので、お時間があれば書いていただきたいです！お願いします！！ (2017年10月20日 5時) (レス) id: 087b770101 (このIDを非表示/違反報告)
紅桜 - えっ！？完結なんですか…？続き作ってほしいです……勿論無理強いはしませんけど、出来れば見たいです……。 (2017年9月27日 14時) (レス) id: 087b770101 (このIDを非表示/違反報告)
りゃま(プロフ) - あれ、これで完結な感じですか？！ (2017年7月20日 23時) (レス) id: 3e8c8bb34d (このIDを非表示/違反報告)
コココココ - エッ！？これで終わりですか？！！これで終わりでもいいんですが、個人的にはたまにでいいので更新してくれるととても嬉しいです。(図々しくてすみません。) (2017年5月29日 20時) (レス) id: 4bbd8f2edf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：金曜日だけやたらテンション上がる奴 | 作成日時：2017年3月2日 21時
