はじめましての挨拶 ページ3
「んーと」
今は第8の教会。本当に炎炎の世界だし、途中ガラスに映った俺の顔も作家さんの絵になっていた。
「A 野々原です、17…っす」
現実に戻りたいけど、戻り方わかんねぇしな、と思いながらも自己紹介だ。能力目覚めちゃったらしいし。
そして、原作に基づいて姓名反対にする。こりゃもう、オタクとして当たり前さ!という心意気で。
「しばらく君のことを第8で預かる。第8特殊消防隊大隊長、秋樽 桜備だ」
「よろしくお願いします」
みたいな感じで、全員の名前を紹介された。リヒトとヴァルカンがいるから、10巻よりは後…だろうな。
「シンラ、アーサー。年齢も同じだ、Aと仲良くしてやれるか」
「はい!もちろんです」
「ふッ」
火縄中隊長も、森羅も、アーサーも変わらない。声も同じ。夢のような感覚だ。
「Aだっけか、よろしくな」
「あ、ああ!よろしく!!」
推しに話しかけられる。推しと話すって、こんな気分なのかと思う。
とにかく脳内はお花まみれで、頬も緩みまくっている気がする。
「おい、頬緩みまくってるぞ」
「え、マジ?なんでだろうな、森羅がイケメンだからかな」
本心である。森羅はえぇ、という顔でこちらを見ている。本心だぞ。
今日からここで始まるんだ!!俺の炎炎生活が!!!
5人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
凛 - ここで終わり!?めっちゃ続き気になる (2022年8月16日 12時) (レス) @page7 id: 3be08e9739 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:るえ | 作成日時:2022年1月14日 17時