マフィアに恋した私《紫》 (ページ49)

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Rear49 ページ49

Tatsuya side

深澤「．．．．．遅くね？」

さすがにそろそろ心配になってきた。

(ﾌﾞｰﾌﾞｰﾌﾞｰ)
電話をかけようかと悩んでいると携帯画面に大きく表示される警告
【Aさんが一定距離より離れました。】

という文字とこのあたりの地図と動く赤い点

深澤「…！？、すごい勢いで離れてる、、、、」

人ではありえない速さ。…これは、車か…？

深澤「まさか、、誘拐っ？」

と勘づいた俺は照に電話を掛ける

深澤「照！今どこっ！今すぐ車出して！！！」

照「はっ？何急に笑」

深澤「いいから早く！」

照「今からふっかんとことだと30分かかるけど…」

照の申し訳なさそうな声とその数字を聞いて頭が真っ白になる。

俺が俺がAを守んなきゃ。

深澤「、分かった。俺運転するわ。」

照「はっ！！？、お前ペーパーだろっ、おい！」

照の声なんて聞かずに電話を切って駐車場にある車に乗り込む。

運転なんて免許取ってから2，3回しかしていない。

でもAが危ないんだ

携帯を見るとAのGPSはどんどん離れていく。

車のエンジンをかけてぶっ飛ばす。

深澤「、A。直ぐ行くからな。」

頼む無事で合ってくれ。