マフィアに恋した私《紫》 (ページ44)

今日:5 hit、昨日:36 hit、合計:885,873 hit

Rear44 ページ44

Tatsuya side

ぎりぎりでAのこと助けることができた。

でも…Aを泣かしてからじゃ遅い。

裏口に向かっている間に聞こえたAの「ごめんね」の言葉

深澤「Aのせいじゃないよ、あいつが厄介だっただけ」

そういっても納得いかないような顔しているAを車に乗せて隣に座らせる。

照は運転席にいるし今だけと思い優しくAの頭を撫でてあげた

ラウ「ただいまー！」

ラウールと舘さんが乗り込んですぐに出発する車

宮舘「どうして姫はそんなに落ち込んだ顔してるの？」

ラウ「なんかあった？！」

『ううん。あの、、私のせいでお仕事がスマートにいかなかったから』

深澤「まぁ、最初なんてそんなもんだよ。な？ラウ～？？」

と辰哉さんが言うと全員がニヤニヤし始める

ラウ「え、まって！ぜっったい言っちゃダメだよ！？」

照「ラウールは初仕事の時に～」

ラウ「きゃあぁぁー！」

と一気に騒がしくなる車内になんだか安心した。

ラウ「で、でも！…誰にでも失敗はあるんだし！相手がちょっとチャラかったのにAちゃんは凄いほうだよ！
次のお仕事でも期待だね！！」

そういうラウール君につられてなのかわからないけど自然に笑顔になった。

『うん、頑張るね？』