マフィアに恋した私《紫》 (ページ37)

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your side

車に乗って約45分
石組のパーティー会場の到着した。

車から降りようとすると辰哉さんが手を差し伸べてくれて、その手を取って車を降りた。

深澤「A。設定忘れんなよ？」

『大丈夫！秘書の桜岡美紀です！』

と答えると辰哉さんは頷いた。
招待状を出して案内されたのは大きなホール。

上品そうな人が沢山居た。

ラウ「どこだろうね田中樹」

ウェイターさんからもらったシャンパンを片手に会場を回る。

すると急に暗くなりステージにだけ明かりが向けられる、
そこには６人の男性が居た

田中「ようこそ石組記念パーティーへ。石組２代目の田中樹です。」

あれが田中樹。なんかチャラそう。。
ゴールドアクセサリーめちゃくちゃつけてるし、こわっ！

まぁ流れで乾杯し、ステージから降りる６人

照「…この後だな。まずは挨拶」

そうひーくんが言うようにここからが勝負なんだ。

しばらくすると私たちの前に６人が来た

深澤「ご無沙汰しております。□□会社の者です。」

田中「あぁ…初めて見る顔ですね。」

深澤「はい。まだ跡を継いだばかりで。」

田中「そうだったんですね。年も近いですし何かとよろしくお願いします。」

と言って私たちの顔を一人一人に見て…そして私で目が留まった。

田中「……あの、そちらの女性は？」

田中がそういった後に舘様にスマートに促されてに田中の前に出る

深澤「彼女は秘書です。名前を」

『桜岡美紀と申します。」

できるだけ自然な笑顔のままお辞儀をした。

田中「…また後でお時間いただけませんか？」

『…はい』

作戦通りに進んで一安心だけど…

その時のこっちを見る辰哉さんの顔はとても嫌そうな顔をしていたのが気になる…