マフィアに恋した私《紫》 (ページ23)

今日:39 hit、昨日:68 hit、合計:885,691 hit

Rear23 ページ23

Tatsuya side

深澤｢A？｣

追いかけた先に居たのは固まったAと見覚えのある顔

深澤｢……佐久間。｣

佐久間｢よっす～！久しぶりだねぇ～ふっかさん♪ いつの間に女作ってんのさぁ～笑｣

にゃははなんていって笑うこいつは要危険人物
それはAも分かってて

佐久間｢Aちゃんはさっきぶり～！｣

Aの頭に伸ばそうとしていた…

深澤｢こいつに触んな。｣

その手を払いAを俺の後ろへと隠す

佐久間｢えぇ～こわーい笑仲良くしようよって｣

さっきまでケラケラ笑ってたのとは一変して急に真顔になる佐久間

これはやばいかもな…

、

、

Your side

『じゃ、じゃあ！私たちもう行きますんで！！』

さっきから佐久間さんの殺気と辰哉さんの殺気が交差してる

このままじゃ危ない！って思って咄嗟に出た言葉は、凄く震えていた…

けど今はここを離れるのが1番だから、辰哉さんの腕を引っ張って早歩きで歩く…てか走る

少し歩いたところで脚がもつれて、、、

『きゃっ、、』

深澤｢大丈夫？｣

よろけた私の腰に手を回し抱き寄せる辰哉さん。

近い。近すぎる…

『だ、大丈夫！ありがとう！！』

絶対今顔赤いよ…辰哉さん早く離れて！！

照｢あ、ここにいたのかよ！電話もしたのに全然気付かねぇじゃん｣

タイミング良く照さん基、ひーくんが来てくれて自然に辰哉さんとの距離が離れた

あれ？さっきまで離れて欲しいって思ってたのに…今はものすごく、、、

寂しい。