事務の無難な私とエリートな彼《紫》

STEP50《紫》 ページ50

｢｢｢ただいまー｣｣｣


佐久間｢お！帰ってきたでやんすね〜｣


阿部｢おかえり笑 4人ともありがとね｣


深澤[よぉしお前らお昼は餃子パーティーだから作んの手伝えよ！]


ラウ｢それってふっかさんが食べたかっただけですよね？？｣


阿部｢絶対そうじゃん｣


深澤[んふふ、せいかーい笑]


帰ってきてからラウや阿部ちゃんにも食べたかったってバレてる笑
俺そんなに餃子食べてるイメージあっかな？


宮舘｢種作るのはやるから包むのはみんなでやろ｣


『あ、種作り手伝います！』


宮舘｢そう？ありがとう笑｣



種作りをしている2人を横目に見ると俺なんかの隣よりも舘さんの隣に居た方がなんだかお似合いに見えたり、、ただ単に嫉妬だろうけど

Aの隣には俺が居ればな って




餃子パーティが始まって暫くしたら目黒が爆弾発言を落としてきた


目黒｢ねー俺みんなの恋バナ聞きいたい｣


阿部｢えっ？｣
向井｢え？｣
佐久間｢え！？｣
深澤[ははっ！笑]


目黒｢それぞれに適当な質問するから答えてよ｣


ラウ｢面白そう！｣


目黒｢じゃあ1番手はAさんで｣


『えっ！？！』


目黒｢今彼氏は？｣


『い、いません…』


一発目の質問として相応しいのかそう出ないかは分からないが、その質問の答えを待つ間は少し長く感じた

知っていたと言うよりかは感じていたが、やっぱり本人の口から居ないと聞ければ何となく安心する


目黒｢元彼は？｣


『1人、、かな？』


目黒｢初恋はいつ！？｣


『たぶん小学校5年の時かな？？』


目黒｢今好きな人は…？｣


『ふ、か。ふ、不確かな方なら…』


｢｢｢｢おぉ〜？！｣｣｣｣


ラウ｢はい次はしょっぴーね！｣



そのあとも繰り返される質問に普通に答えていく皆。翔太とか元カノ数えきれないとか言った瞬間ちょっと殴ろうかと思ったわ笑




目黒｢じゃあふっかさん！今好きな人は！？｣


深澤[え！？俺だけ急じゃね？笑 ]


ラウ｢いいから答えてよー！笑｣


深澤[まぁ、居るよ]


目黒｢それは彼女？？｣


深澤[いや！俺の一方的片想いだね笑]



Aは気付いてる？

俺の片想いしてる事も

周りにいる数人は俺たちを
ニヤニヤと見てる人が居る事も



でもAの今の顔を見たら絶対に伝わってないんだって分かってしまう


お願いだからそんな苦しそうな顔するなよ。

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