事務の無難な私とエリートな彼《紫》

STEP26 ページ26

『で、ですが！自分は事務課ですし、、』


社長｢まぁそうなんだけど笑 同行者も相手の会社も君がいいと推薦しててな それに君は頑張りすぎだ、少しは羽を伸ばしてくるといいさ笑 な？せっかくの機会だしどうかい？｣


確かにこのまま会社に居ても辛いままなんだし、ちょっとぐらいは、、、良いかな？


『よ、よろしくお願いします！』


社長｢そう言ってくれると思ってたよ笑 これが資料だから後で確認しておいてくれるかい？ 期間は3日後の月曜日から１ヶ月 よろしく頼んだよ｣


『はい！』



今日は金曜日の為、明日明後日はおやすみなだから今日の仕事が終われば少しは楽になれるのかなと思いつつ自分のデスクへと戻る


けれども自分のデスクに溜まっている仕事量を見ると嫌気がさす…とりあえずさっき貰った資料の中身を読んで見たけど仕事内容は一切なく、集合場所や時間、持ち物、１ヶ月間の荷物の郵送先しか書いていなかった


『いったい何の仕事なのかな…？』


それに社長の言葉で1番気になっていた部分…
｢同行者も相手の会社も君がいいと推薦しててな｣

資料を読んでも誰と行くのかもどこに行くのかも相手の会社名すら書いてないなかった。本当に謎に包まれた出張だと思っていたけど、楽しみなことには変わりない

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