事務の無難な私とエリートな彼《紫》

STEP20 ページ20

香取｢あ！深澤さん！…と吉村さん！お疲れ様です！｣


そう会釈だけして自分のデスクへと向かっていた


わざとらしく後付けされたけど案外すんなりと通過していったな、、
もっと何か言われるのかと思った。



深澤[何突っ立ってんの〜ほら行くよ？]


『あ、はい！』








会社をでて駅方面に10分ほど歩いた先にあった外観はオシャレなBARに躊躇いなく入ってく深澤さん

なんか意外かも、、、？



深澤[目黒〜2人で入れる？？]


？｢あれ？！ふっかさんじゃん！！｣


？｢ふっかさん！ここのカウンターしか空いてないんだけど大丈夫すか？？｣


深澤[いつもそこしか空いてねぇよな笑]


？｢うん！だって特等席だもん！｣


扉の先で聞こえてくる深澤さんと店員さんの会話の後に扉を開けて中に入ると外観とはまた違ったアメリカンでオシャレな店内


深澤[吉村〜こっち]


『はーい』


手招きされた深澤さんの隣に座りながら、さっきから目が合っているカウンター内にいる店員さん


深澤[ドリンク決めな？あとは適当に頼んで大丈夫？]


『はい！大丈夫です！じゃあこのホワイトチェリーで』



なんでもリードしてくれる深澤さん
いつもの仕事している姿と違って、真横から見る深澤さんの顔は頼りがいのある先輩とは少し違ってさらにカッコ良く見える

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