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カテイナイ、ボウリョク4 ページ25
鮎「僕とずっと一緒に居てよ。」
でも。
鮎のお父さんに家に入れてもらう時に
“言う事を聞く事”を約束した。
だから行かなきゃ…
鮎父「まだか！早く来い！」
鮎「だめだからね…！絶対…！」
鮎…
その時ドアが勢いよく開いた。
鮎父「約束は破る、言う事は聞かない。
お前が言うから仕方なく入れてやったのに
この馬鹿め！」
鮎のお父さんはしびれを切らしたのか
殴りかかってきた。
鮎「…っやめて父さん！」
鮎父「黙れ！女顔で成績も1番になれない様な屑、
息子だと思った事などない！」
『女顔なのは…仕方ないだろ』
あと鮎は屑ではない！
鮎父「お前は親ではないから分からないんだ！
お前も同じ状況だったら
俺と同じようになるにきまってる！」
【鮎side】
いい加減なことほざきやがって…！
さっきからずっとA殴ってるし！
鮎「いい加減黙れーっ！ﾊﾞｺｯ」
初めて父さんを蹴った…
あ、この隙に逃げよう！
鮎「A！逃げよう！」
『お前熱あるんだから無理すんな』
いきなり横抱きにされた。
え！？何この乙女ゲームでありそうなシュチュ！？
実際にあるのかは知らないけど()
なんだかあったかくて、
僕はまた寝てしまって、Aに
“途中から重かった笑ついでに寝顔可愛かった笑”と
からかわれた。
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作者名：愛咲妃 | 作成日時：2020年3月19日 11時
