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俯く青年 ページ4
彼は伏見さんというらしい
お腹を空かせた私にパンとミルクをくれた
結構優しい人なのかもしれない
伏見さんはしばらく俺の家にいろと言った
迷子になった
伏見さーん…呼びたいのに喋れない
もどかしい…
さっきもこの道通ったような…
迷路みたい…
それくらい広い
「何やってんだよ…」
後ろから伏見さんの声が聞こえた
振り向くと呆れた顔で…ため息までつかれた
むしろ今は舌打ちのほうがよかった
伏見さんはいつも下を見ている
私の目を見て話してくれたことはない
あ…置いてかれちゃう
私はあの日見た大きな背中を追いかける
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月空(プロフ) - すっごく面白いです!!猿君かっこいい*\(^o^)/*更新頑張ってくださいね(´∀`*)) (2013年4月5日 0時) (レス) id: 666d43fff6 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2013年3月6日 15時