殷の闇医者 (ページ4)

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『よし、君の事私が面倒みよう』

｢え？｣

私がそういえば少年は口を開けて固まってしまった

そりゃ驚くだろうね

まぁでも考え無しに面倒見ようと言ってる訳じゃあない

これから彼に助手でもしてもらおうかと思っている

人手が欲しいなと思っていたから丁度いい

『どう？ここは衣食住揃っているよ』

｢で、も、、あんた、金のこと気にしとったのに、俺がおったら余計金が必要に、、｣

『大丈夫、その分君にも沢山手伝ってもらえば倍稼げるから』

｢は、はぁ、？｣

まぁこの後は色々話して彼は家で面倒を見る事になった

『さて、そうしたら名前がいるね、、』

｢なまえ、おれ、字の読み書きできへんで、｣

『あら、それはこれから教えて言ってあげるから心配しないで、名前は私がつけて大丈夫？』

｢あんま名前とか、よぉわからへんし、｣

『じゃ、私が決めようか』

うーん、どんな名前がいいかな、

女の子だと思っていたが男の子だった
しかっこいい名前がいいよなぁ、

龍(ろん)とか？

そういえばこの子私より全然小さいよなぁ、

あ、小龍(シャオロン)これいいんじゃない？

『小龍って書いてしゃおろんって読むんだけど、これ、どう？』

｢しゃおろん、、｣

｢めっっちゃかっこええ！！｣

声でか、
元気だな、、

そんなに気に入ったのか、

私は名付けの天才かもしれないな

『おぉ、あんまおっきい声出さないで、怒られちゃう、』

｢おれ、しゃおろんがええ！｣

『うん、それで行こうか、じゃあ今日からシャオロンって名乗るんだよ』

sho｢おん！｣

シャオロンはにっこりと笑って抱きついてきた

おや？懐いてきた？

なんか弟ができたみたいだなぁ、

頭を撫でてあげるともっと撫でてと言わんばかりに手に擦り寄ってきた

これは仲良くなれたのかな、？

とりあえず私もシャオロンに笑いかけた

そうしたらそっぽ向いてしまった

ほんのり耳が赤いのは気の所為かな、、