宮兄弟には姉がいるようです。【ハイキュー！！】

番外編【その笑顔に】 ページ44

少し息抜きという感じで。

すみません本編ではなくて笑

試合描写結構疲れるんですよね！！！笑

ということで緩く見ていって下さい〜



シリーズ4の中にある“負けた方”のお話の続きです。


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『かっこよかったよ、4人とも』




そう笑顔で言って去っていったA。




残された4人はというと。




及川｢…………やっぱズルくない？｣


岩泉｢…………あー、あれはズリぃな。｣


花巻｢…………俺も松も開いた口が塞がらねぇ｣


松川｢…………いや、ズリぃなって。｣




柄にもなく、みんな少し照れていた。




花巻｢そういえばよ。こないだ月バリみんなで読んでたじゃんか。｣


松川｢あー、そうだな…｣


岩泉｢及川が自分が載ってなくていじけてたやつか｣


及川｢岩ちゃんその言い方やめて？！｣




花巻が突然始めたその話に、3人はそれがなんだ？と聞く。




花巻｢高校No.1セッターっていたじゃん。｣


及川｢……あぁー、あの宮侑？俺やだ！｣


松川｢キャラ被ってるもんな若干｣


及川｢そこじゃない！！｣


岩泉｢それで、それがどうしたんだよ｣




花巻は改めて息を吸い、この間見たその雑誌に載っていた顔を思い出す。




花巻｢宮侑って、高校最強ツインズって言われて、もう1人いるだろ？宮治ってやつが。｣


松川｢それがどうしたんだよ花。｣


花巻｢Aの苗字って、宮だろ？それに、関西弁喋るじゃん｣




花巻のその核心をつくようなセリフに、みんなが先程と同じように口を開ける。




及川｢え？もしかしてAちゃんって…｣


花巻｢そう。Aは多分｣


及川｢どっちかと結婚してるってこと？！｣


岩泉｢バカか｣




及川のそのボケとも思える発言に、岩泉は思わず蹴り飛ばし、花巻と松川は呆れた。




及川｢ちょっと岩ちゃん？！蹴らなくても良くない？！｣


松川｢どう考えても、宮ツインズの家族もしくは親戚って線の方が正しいに決まってるだろ｣


花巻｢俺はその線が結構いい線行ってんじゃねーかなって思うんだけど！どー思う？！
心なしか顔も似てね？！｣


岩泉｢……まぁ言われてみれば、って感じだよな｣




いくら考えても、真実を知らない彼らは、
結局、




松川｢一緒にラーメン食いに行く時聞けばいんじゃね？｣


花巻｢……そうだな。及川の奢りだろ？俺炒飯もつけてっ！｣


岩泉｢俺チャーシュー大盛り｣


松川｢俺ギョーザ追加｣


及川｢容赦ないね？！！｣

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