自慢の ページ24
田中「っしゃオラァァ!!!」
烏野だけでなく、見ていた人達は、ついうわぁぁぁぁ!!!!と叫んだ。
『やーいすなりん見たか!!!!!そんな弱くないぞ!!!』
角名「Aさんうるさいです。」
『チベットスナギツネ生意気!!!』
これで、第1セット目は烏野が先取。
ここでコートチェンジするために、武ちゃんと荷物を持って立ち上がる。
武田「そういえば以前、あの子らを守れるくらいには強くいる、って宮さん話していましたよね。その子達ってもしかして…」
『うん、そうだよ。あのふたり。
今は敵だけど、
私の自慢の弟たちなんだ。
あんなに大きくなっても、あんなに強くても、私はあのバカ2人のお姉ちゃんだからさ。
ずーっと、あの子らが大好きなんだ。』
だからこそ、負けたくない。
武ちゃんは、ニコニコと笑いながら私の話を聞いてくれた。
「後ろから尾白アランー!!!強烈なバックアタック!!!」
解説者の声が、熱く響く。
2セット目に入り、14-7で、イマイチ烏野は点差を詰めることが出来ない。
シン、となる稲荷崎の応援の音。
そう、侑のサーブだ。
その手から放たれたボールは、瞬く間に西谷の元へ行き、弾かれる。
侑「よっしゃっ!!!」
(2セット目、西谷ばかり狙ってる)
普通は、リベロである西谷は、避けたい存在であるというのに。
西谷にとって、多分初めての、
“狙われる屈辱”
ここでタイムアウトを取った烏養さん。
西谷「Aさん!テーピングお願いしていいっすか!!!」
『いいぜ!!右手出しな〜』
西谷「うっす!!」
烏養「(西谷がどっちの手とも言ってないのに……相変わらずよく見てるな、宮は。)」
手際よく、くるくるとテープを巻いていく。
『あ、』
西谷「?」
『西谷が取れないからって、俺らに取れないとかくだらない憶測を頭の中に並べてんなら、今すぐその頭叩き落とすよー。』
「「「うっ」」」
『ていうか、あんたらまた西谷に良いところ持ってかれるで?』
澤村「……それはまずいな。」
『ほら!じゃあ西谷に良いところ取られないように行ってこい!!』
田中「うす!!!!」
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mbftmm(プロフ) - 侑、治との関係性が好き!!烏野での役割も好き!!!ですー!!! (2022年9月12日 14時) (レス) @page50 id: 17c26d4027 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 星蘭さん» 元気を与えられるようなそんな作品になれてとても嬉しいです。ありがとうございます!!本当ですか!では番外編も少しずつ出していこうと思います!楽しみにお待ちください! (2020年10月30日 20時) (レス) id: 1140816973 (このIDを非表示/違反報告)
星蘭(プロフ) - いつも読んで元気もらってます!これからも更新頑張ってください。番外編、読みたいです!楽しみにしてます! (2020年10月28日 16時) (レス) id: e03eae3599 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - いちご大福さん» いや私がありがとうございます!笑その部分を褒めてもらえると本当に嬉しいんです...!お楽しみにお待ちください! (2020年10月27日 20時) (レス) id: 1140816973 (このIDを非表示/違反報告)
いちご大福 - 凄く素敵な作品ですありがとうございます!皆に甘やかされるようなお姫様ではなく、マネージャーとしてそこにたち続けるところが凄く好きです!更新頑張ってください!楽しみに待ってますので! (2020年10月27日 19時) (レス) id: be82674743 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜 | 作成日時:2020年8月19日 22時