宮兄弟には姉がいるようです。【ハイキュー！！】

兆候 ページ9

ピーッと笛が鳴る。




16-25で、あっという間に1セット目を取られてしまった。




嶋田｢切り替えじゃ切り替えぇ！！！｣


『次だぜ次！！！！』




1人で半分近い点を叩き出した若利。


純粋な力の強さと高さで見せつけられる。




2セット目が始まり、田中の偶然のネットインなどが重なり、点を取っていく。




しかし、日向の速攻を止める人が現れた。




『ゲスモンスター……』




そう、天童覚だ。天童の恐ろしいところは、全ての動作から予測しブロックをするゲスブロックをしてくるところだ。


その予測、推測を行動に移す反応の良さ。


読みと直感なのにも関わらず、ほぼ確実にスパイカーを仕留める。




天童｢まちがえたぁぁぁ｣




『………こういうことがあるのもゲスブロックの醍醐味。』


滝ノ上｢醍醐味ってなんだよ！｣




天童のブロックは確かに厄介だけど、ゲスブロックには穴もそれなりにある。








(また一人時間差……！)




再び天童が一人時間差をしてきた、


が、




『ツッキーナイスブロック！』




ツッキーがそれをどシャットで決める。




その後のプレイでも、相手のスパイクにワンチし続けるツッキー。




白布と天童が若干イライラし始めている。




『いい兆候』


滝ノ上｢？｣

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