宮兄弟には姉がいるようです。【ハイキュー！！】

次の相手 ページ40

ピーッ！




澤村｢＿＿次の相手、決まったな｣




青葉城西高校VS伊達工業高校の試合は、青城が勝利して終わった。




伊達工には、新しい大型セッターの黄金川という子が入ってきていて、まだまだ発展途上って感じだけど、あれが成長したら怖いな。



青城は、全体的にサーブの威力が上がってる。




澤村｢アップしに行くぞ｣


｢｢｢アス！！！！｣｣｣







谷地｢………な、なんだか皆さんピリピリしてます？｣




サブアリーナでアップをしている最中、やっちゃんが言う。


それに対し潔子が、前回青城に負けたことを話してくれた。




『あ、烏養さん。これ、この間の青城との試合の分析です』


烏養｢あぁ、さんきゅーな｣




私は烏養さんに紙を渡す。


前回の分析って言ってもそんな大したものではないのだが。




谷地｢うっぷ………心臓出る……！口から出る……！！｣




烏養さんと話していると、突然やっちゃんの声が聞こえる。




『えっ、やっちゃん？！！』

山口｢の、飲み込んでっ？！
胃薬いるっ？！あっ、救心？！AED？！｣


田中｢どうした？！！｣


山口｢谷地さんの心臓が！心臓がぁぁ！！｣


西谷｢落ち着け山口！｣


東峰｢110番か？！｣


月島｢119ですよ｣


『カオス(白目)』


清水｢風邪みたいに、緊張も他人に感染したら治るのかな……皆さっきより元気？｣


菅原｢何まじめに分析してんだよっ｣




みんなで声を上げて笑う。


さっきより緊張が解けたみたい。


やっちゃん空気清浄機か。一家に1台欲しいところだな。




烏養｢……大丈夫そうだな｣


『大丈夫ですよあいつらは。』




烏野は、ちゃんと強い。
それを分かってるから。




澤村｢よし、そろそろ行こう｣


田中｢しゃぁぁ！！！｣

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