宮兄弟には姉がいるようです。【ハイキュー！！】

トイレの前では何か起こる ページ30

澤村｢悪い、あの2人捕まえてきてくれるか？｣




と大地に頼まれたのが数分前。



今はどうしたって？




男子トイレの前で日向を見つけたかと思ったら、ウシワカと岩ちゃんと徹と、さらに伊達工の青根くんと遭遇したところ☆




及川｢Aちゃん！！！｣


『ねぇ日向？アンタはなっんでこんなに面倒な奴ら連れてるかな……っ！！』


及川｢え、それ俺の事？ねぇ俺の事？｣


牛島｢Aか。まだそんなところにいたのか。｣


『アンタとアンタだよ』




周りからの視線も非常に痛い。




及川｢えっ、知り合いなの？！｣


『あー、ちょっとね。

てか若利。



そんなところって、どんなところ？』




圧をかけていう。


自分で言うのもなんだが、私のこの圧をかけた時の雰囲気は、かなり怖いものだと思う。


侑を想像して頂ければ容易く分かるだろう。


あれの姉なんで。




牛島｢？烏野だが？｣


『その悪気なく言うところが腹立つんや…っ！！』


岩泉｢A、安心しろ。さっき俺らもやられた。｣




牛島｢まぁいい。誰だろうと受けて立つ｣




若利は、そう言ってこの場を去った。




『………日向これからトイレ？』


日向｢そっ、そうです！｣


『早く行っといで』


日向｢ひゃっ、ひゃい！！(Aさんこええ！！)｣








東峰｢うちは3試合目だっけ｣


澤村｢おう、Aコートで伊達工の後だな｣




問題児日向と影山を無事に捕まえることの出来た私は、やっとの事でみんなと合流した。


トイレから出てきた影山を見て、徹がまた喧嘩を売ったのは言うまでもない。




菅原｢おっ、Cコートは“女王”来たな｣


日向｢女王？｣


『そうそう。もう何年も女子の代表になってる、新山女子高校だよ。』


谷地｢モデルみたい………｣




歓声と共に入ってきた女子たちは、やっちゃんの言う通りで、素晴らしくスタイルが良い。




田中｢あっ、おーい！！！叶｣




と言いかけた田中だけど、女子たちに怖い目で睨まれてしまった。


前から新山に知り合いの子がいると言っていたが、それは本当なのだろうか。



あの田中だぞ？あの田中にあんな素晴らしくスタイルのよろしい女の子の知り合いがいるなんて、考えられない。

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