噛み合わない歯車 ページ37
烏養「よし、じゃあ日向、試しに入ってみろ」
日向「!オス!!」
烏養「今回はガンガンメンバー替えてくからそのつもりでな」
影山と日向は、まだお互いに無言だ。
でも、影山も日向も自分のことは自分でなんとかするやつだから、心配はいらないと思う。
木兎「っしゃあ!目指せノーペナルティ!
ちゃんと見とけよA!!!」
『よし誰かあのうるさいフクロウ止めちゃって!』
相変わらずうるさい木兎だが、彼のプレイは見てて飽きない。観客だけでなく、敵でさえも巻き込むタイプだな。
始めは梟谷のサーブから。
それを西谷は綺麗にレシーブし、影山にそのボールが返った。
(速攻のチャンス)
ストンっ
『あっ、』
影山のトスが短すぎて、日向はボールと共に着地してしまった。
あの木兎でさえも、ポカーンと口を開けている。
その後の旭のジャンプサーブはアウト。
練習したシンクロ攻撃も合わず。
そして西谷のバックゾーンから踏み切ってのジャンプトスも、上手く合わず、ボールと共に着地。
『………にっ、にしのや……っ!
おもしろすぎ……っ!』
木兎「ぶふーっ、おいあいつら今日どうした大丈夫か?」
『進化途中なんだよ笑うな!!』
木兎「いやAだって笑ってたじゃん!」
赤葦「(木兎さんをツッコミに回す人なんて
滅多にいないのに……)」
ガガッ
『おー、やっぱぼっくんのスパイクすっごいなぁ。ブロッカー吹き飛ばしてるよ。
やっぱ全国5本指は伊達じゃないね!5本指は!』
木兎「そこ強調しないで!!」
ツッキーだけは、進化へ1歩踏み出しきれてない感じだ。
バレーボールに対して、
どこか一線引いてる感じ。
結果は25-12で惨敗。
『今日のペナルティは、
森然限定!爽やか!裏山深緑坂道ダッシュ!だってさ!!
いくよー、よーい、GO!!』
………まじで死にそうコレ。見てるだけでキッつい。
ふと視線を感じて、そっちの方へ見たら、
猫又のジジイがお前もやれば、みたいな顔をしていたから全力で無視した。
『水分補給必ず取ってよー。
ほら、ツッキーもっと飲んで!走った直後で気持ち悪くても飲め!』
月島「………ハイ」
『スガ大丈夫ー、生きてるー?』
菅原「おーん、ギリギリー」
『具合悪くなったらすぐ言ってよ。
他のみんなも!』
「「「あス!」」」
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桜(プロフ) - お稲荷大好きさん» あぁぁぁありがとうございます!!これからも妹さんに変な目で見られるような作品作っていきます笑応援ありがとうございますこれからもよろしくお願いします! (2020年6月1日 7時) (レス) id: 1140816973 (このIDを非表示/違反報告)
お稲荷大好き(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます!物語の内容がいつも、面白いので、笑いながら見ていますw(妹に変な目で見られますw)此れからも頑張ってください!応援してます! (2020年5月31日 21時) (レス) id: 38dae944c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜 | 作成日時:2020年5月25日 20時