出陣 ページ21
烏養「宮、ちょっとこっち来てくれ」
『はーい』
次の日の放課後の部活。
私は烏養さんに呼ばれた。
ちょっと前にお願いしたことの返事かな。
烏養「今日から練習に参加してくれねぇか?」
『!はい、ぜひやらせてください。』
現在、上下ジャージだったものから、道宮ちゃんから練習着を借り、女子バレー部のような格好になった。
日向「おぉぉぉ!!かっけぇぇぇ!!」
『おうおう、ありがとう日向よ。照れるぜ。』
菅原「照れちゃって口調迷子じゃんか。」
『うるさいスガ!!!』
軽くアップをし、コートに入る。
烏養「サーブ打てるか?」
『えっ、打てますけど、男子に比べたら威力ないですけど烏養さぁぁん!!!!』
それでもいい!と言われたので、ボールを1球手にし、コートの外へ出る。
昨日も夜に滝ノ上さんたちとやったから腕は訛ってない。
助走から入り、ボールを左手で上げる。
烏養「ジャンプサーブか!」
私が打ったボールは、真っ直ぐ斜め上へいった。
そう、斜め上へ。
『あかんっ!ホームランや……っ!!』
烏養「………もう一本よろしく頼む。
(男子には劣るが………女子の威力じゃあねーな。)」
再び助走をつけてボールを打つ。
先程のサーブとは違い、軽く弧を描いて真っ直ぐ西谷の元へ。
この場にいた全員が思った。
取れる、
ドパッ
しかし、西谷がレシーブしたボールは、西谷の斜め後ろへと弾かれた。
西谷「え、」
『………え、私やれば出来る子や。
西谷から1本取れた!!ちょっ、誰か褒めてや!!』
みんな口を大きく開けて、固まっていた。
日向「す、すげぇぇ!!ノヤっさんから1本、取った!!!」
澤村「………俺はあいつが怖い。」
菅原「大地、俺も。」
東峰「………俺も。」
767人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
桜(プロフ) - お稲荷大好きさん» あぁぁぁありがとうございます!!これからも妹さんに変な目で見られるような作品作っていきます笑応援ありがとうございますこれからもよろしくお願いします! (2020年6月1日 7時) (レス) id: 1140816973 (このIDを非表示/違反報告)
お稲荷大好き(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます!物語の内容がいつも、面白いので、笑いながら見ていますw(妹に変な目で見られますw)此れからも頑張ってください!応援してます! (2020年5月31日 21時) (レス) id: 38dae944c8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:桜 | 作成日時:2020年5月25日 20時