宮兄弟には姉がいるようです。【ハイキュー！！】 (ページ25)

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宮家はうるさいページ25

5月1日

『わざわざ見送りありがとうな。』

空港にて、稲荷崎の男子バレー部みんなが見送りに来てくれた。

侑｢まだこっちおってもええやんかぁ！｣

『無理に決まっとるやろアホか。』

治｢姉ちゃんの握るおにぎり恋しい…｣

『あんたはおにぎりかいな。今朝も握ってやったやんか。』

右肩に侑、左肩に治の頭が乗っかってる。

重い。

ぎゅっと2人の頭に手を置いて、撫でてやった。

『すなりん、こいつら問題児やし大変やろうけどよろしくな。動画と写真また楽しみにしとるわ』

角名｢了解です。｣

『相変わらず無気力やんなぁ。
無気力キャラはひとチームに1人おらんとあかんの？ん？』

侑｢は？｣

『いやこっちの話や。

あ、アランくん！ツッコミ毎回頑張ってな！！アランくんのツッコミないとツインズが拗ねるねん！』

尾白｢労いの言葉は無いんかい！！｣

………うん。やっぱアランくんやな。

『信介』

『待っとけ』

にっと笑って言うと、相変わらずの無表情で、おん、と返ってきた。

最後に、体調だけは気をつけろや、と添えて。

『ほなまたなみんな！ツムとサムは重い荷物もう母ちゃんに持たせるんやないで！！』

侑｢あれはサムが｣

治｢俺やない｣

『どっちでもええわうっさい！！』

別れ際も喧しいのが私たち宮家の姉弟だ。

『はぁー、帰ってきた疲れたぁ。』

家に着き、ベッドに入りたい衝動を抑えて、明日からの合宿に備えて準備を始めた。

旭も西谷も戻ってきたことは潔子から報告を受けてたし、新しいコーチが入ったことも聞いた。

『あ、父ちゃん明日から1人やけど大丈夫なんか？！！ちょお今から冷食買い込んでくるわ！』