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名前表記無しはモブです
grside
それからは、他愛のない話をしながらケーキを頬張っていた。
すると突然店内が騒がしくなり、何だと思いそちらを見ると、男が一人。店内をキョロキョロと見回していて、やがてこちらを見てズンズンと近付いて来る。
｢見つけたぞ！今度こそアレを渡してもらおう！！｣
と、俺…ではなくAに向かって言った。
いや、周りの迷惑とか考えてないのかこいつは。
『あー、グルッペン君ごめん。この人僕の客』
gr｢大丈夫なのか？｣
｢おい！何コソコソ喋ってやがる！早くアレを渡せ！！｣
小声でAと話していると怒鳴りつけてくる男。声が大きく、距離が近いせいもあってか耳が痛い。
『別に良いけど、ここだとお店に迷惑だから外行こうか』
｢…まあ、それ位なら良いだろう。｣
『グルッペン君、それじゃあまたね』
gr｢待て、心配だから俺もついて行こう｣
『ありがとう。実はちょっぴり心細かったんだ。君が居ると心強いよ』
そう言って会計をしようとするA。
さりげなく店側の迷惑を考えてる所は流石だな。
さて、俺も会計を…と思ったが、店員に｢先程の方がお支払いになりましたよ｣と言われ、いつの間に！？と驚いた。
A、お前男前過ぎないか…？
場所は変わって店の外。
人目につかない路地裏の一歩手前の様な場所。
｢さあ、早く渡せ！｣
『え、やだ』
gr｢ﾌｯ……｣
早く渡せと急かす男に、Aはズバッと拒否をし、少し吹き出しそうになってしまった。
｢は、はあっ!?ふざけんじゃねぇ!!｣
『ｸﾞｯ……』
｢渡せ。さもなくばこのまま息の根を止めるぞ｣
gr｢Aっ!!｣
まずい。こいつ、本気でAの首を締めて息の根を止めるつもりだ。
事前に手を出すなと言われていた俺は何も出来ない。
現にAは、首を締められながらも俺に手は出すなとジェスチャーしている。
くそっ…どうすればいいんだ…！
するとAは首を締められているにも関わらず深呼吸をしだした。
普通この状態で深呼吸なんて出来ないだろうと思っていた。
そう、思っていた矢先。
『
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更新サボって短編作ってましたどうもユーマニです。
メモしている事が大雑把過ぎて大変なんです…！(自業自得)(言い訳)
これからもクソのろで頑張っていきます。
今度は某鬼狩りのお話も書こうかな…？と思ってます。
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動物 - 頑張ってください!! 応援しています。！ (2022年10月7日 16時) (
レス) @page7 id: e4f2590257 (このIDを非表示/違反報告)
よにん - 面白かったです！更新応援しています！ (2020年5月2日 14時) (レス) id: f86886941f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユーマニ | 作成日時：2020年4月6日 4時
