幻想譚

お値段以上？いいえ、お値段異常です byケフカ ページ2

ケフカ「タイトルの意味が分かる人！」
?「さっさとその巨人の説明をしろ」

ケフカ「はいはいはいはい、じゃあね、あのー僭越ながら私が」

ケフカ「さっき片方は試作品って言ったけど、正確には試作段階で廃棄されたのよん。手に負えなかったのかなぁ？」
?「月の民と言えども所詮は人間。大した事はなかったようだな」

ケフカ「んで、廃棄されたほう…ロストって呼びますけどね、これは全自動。とにかく破壊！破壊！破壊！な奴な〜のよ〜♪」
?「私の目的は支配だぞ。全て破壊しては意味がない」
ケフカ「意味のある破壊などつまらん！」
?「こっちの巨人は」
ケフカ「中に乗り込んで、制御システムを守ってりゃいいですとも！ある程度は自由に操れるしぃ！改造して高性能にしてくれた人がいます！」
?「ほう…して、改造した者とは？」
ケフカ「中に部屋兼研究所作って暮らしてまっせ♪会ってみる?」
?「そうだな…顔は見ておくか」
ケフカ「はーい、一名様ごあんなーい！」

〜巨人内部〜
ケフカ「自称(ボソッ)天才博士〜」
?「ん？おお、君は実験体を沢山提供してくれたケフカ君ではないか」
?「ほう、こいつが改造したのか」
?「なんだね君は？新しい実験体か?」
ケフカ「あ、よくないそれ？進化の秘法ないなら博士(笑)に改造してもらえば？」
?「今笑わなかったかね？」
?「ふむ…ありかなしかで言えばありだな」
?「決まりだな。名前はなんという?」
エビル「私は偉大なる魔族の王、エビルプリーストだ」
宝条「宝条だ。いいデータが取れそうだ…クックック」
ケフカ「博士〜今までの最高傑作と比べるとドウ？」
宝条「クックック…あのセフィロスに迫るほどの素材だ。クックック…クァックァックァ！早速実験だ！まずはやはりジェノバ細胞か…いやまずは適当な失敗作と戦わせてデータを採るか…」
エビル「まるで魔族のような心だな…人間のくせに我々に協力するところといい、この邪悪な心といい…」
ケフカ(博士(笑)だけどな)

思惑は違えども敵は同じ、ということで纏まっている彼等は、互いのことを協力ではなく利用としか考えていない。しかし、それだけに厄介な者達である。

エビル「因みにロストには幾らかけたのだ？」
宝条「確か、50万ギルだったかな？実験のためなら安いものだ」
ケフカ「正にお値段異常の品物、というわけで」

親心子不知→←ゴルベーザ四天王登場！

ラッキーアイテム

革ベルト

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