検索窓
今日:7 hit、昨日:0 hit、合計:483 hit

体育館裏は王道展開 ページ9

中間テストも終わり、結果は数日後だが部活は強豪校なだけあってある




「赤葦久しぶりだな!!」



そう言って元気に赤葦に肩を組む木兎先輩。あの二人をそういう目で見るのもいささかやましい気もするけどお互い顔が整っているせいか絵になる。




個人の好みとしては赤葦が右なのだけれど……あぁいけない煩悩が。ここは現実なのだからそういう考えを挟むのは良くない。




「木兎さんテストは大丈夫でしたか」



「バッチし!!」



「そうですか」




ふっと安心した笑みをこぼす赤葦。やっぱりお前さん木兎先輩のこと好きだろ。




「ミカちゃーんタオル取ってきて貰える?」




『分かりました』




タオルを渡すほうか渡される方かと聞かれたらシチュエーションとして後者の方が私はグッとくる



やっぱりくっつきそうな2人見るとお節介したくなるんだよ



『木兎先輩、赤葦に渡しといてください』



「お、分かった!!」




2枚のタオルを木兎先輩に預け後悔する3秒前




木兎先輩から受け取ったタオルを無表情で見つめたあと大量のタオルを抱えていた私を見つめて不機嫌オーラをだす
他のメンバーは気づいていないけど私には分かる。自分で頑張るからお節介すんなクソボケということだろうか。



「ミカちょっと来て」



『ハイ』



ずるずると体育館の外へ連れ出され、来た先はまぁ体育館裏というところだ

ニヤけた表情をしてる時って自分じゃ気づけない時もあるよね→←賭けをすることになりまして



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
5人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:眠たいお昼 | 作成日時:2023年11月17日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。