マネージャーやってます【赤葦京治】

バレー部ってモテる？ ページ3

私から見たら子供っぽいし失礼だし恋という漢字も書けなさそうなこの人がモテるのは理解し難い。この人についても相談される。絶対本人には言ってあげないけど。




『そうですね。1人ですね』





｢じゃあ俺らと食べようぜ｣





『じゃあ御一緒させていただきます』





木兎先輩について行けば、木葉先輩と小見先輩と赤葦がいた。全員デカいのに密集するから近くで見れば余計圧を感じる


見慣れた風景だから怖くは無いけど




赤葦は無言で私も座れるように空間を空けてくれた。そういう所に女子はトキメクのだ。相談相手絶えそうにないな。





｢てか、気になってはいたけど何で嶋中1人であんなとこいたんだ？｣




『近くにあるパックの自販機でのみたいものがあったんです……売り切れてましたけど』



言い訳として考えていた言葉を吐く
相談乗ってたなんて言って根掘り葉掘り聞かれたら誤魔化せないもの




｢それは運悪かったな｣





｢そういや赤葦ってロング派、ショート派？｣





｢はい？｣






相談内容の返しとしてネタになりそうなものがきて木葉先輩に心の中で拍手を送る






｢本人が似合ってればどの髪型でもいいと思いますけどね｣





赤葦が言うとイケメン度が増すな……とか感心したいところだけども、私が求めている答えは違う





『強いて言えば？』

意外に覚えてるんだね→←恋愛相談って普通経験豊富そうな人に聞かない？？？

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