１０翼 ページ11
及川side
ヤッホー
みんな大好き及川さんだよ☆
まっつんとマッキーの個性的な後輩ちゃんと別れた後、及川さんたち2年生はマネ希望の子たちのテストしてたんだけど
なんていうか…悲惨だったね
どの子もマネージャー経験はあるものの、スポドリ作りは雑だし、タオルたたみは遅いしで岩ちゃんのイライラが限界に達しそうだったよ
流石俺たちのお母さん‼
まぁ、勿論全員が不採用だったよね
女の子達を返した後、試合を観戦する為岩ちゃん達とギャラリーに向かった
試合は丁度２組目が始まるところだった
ん？
「ねぇねぇ岩ちゃん」
「あ"？」
返事はしてくれたものの、さっきのイライラはまだおさまってなかった…
「こっち側のチームのあの白髪の子さぁ、まっつんとマッキーの後輩ちゃんらしいんだけど、どっかで見たことある様な気がする」
「？松川と花巻の後輩ってことは春日坂出身だろ？
そこのレギュラーだったんじゃねぇのか」
春日坂？春日坂 春日坂…
「！あ！あのウザったいスパイク打ってくるとこか‼」
思い出した
中学の時は牛若チャンばっかり目の敵にしてたから他の学校の事あんまり覚えてなかったんだよなー
審判が試合開始の笛を吹いた
サーブは後輩ちゃんのチームの灰色髪君
相手は普通にレシーブし攻撃する
後輩ちゃんと灰色髪君がブロックに跳んだ
「上手く誘導してんな」
「そうだね」
岩ちゃんもブロックがスパイクを誘導しているのに気づいたらしい
スパイクの先にはもう1人の後輩ちゃんのチームの子
綺麗にレシーブした
灰色髪君はＳなんだろう
ボールの落下地点に移動し、トスの構えをする
『ナイス渡君！矢巾、一本で切るよー！』
ブロックは2枚ついてる
普通ならリバウンドなどで立て直してからだけど、後輩ちゃんは一本で切るって言った
灰色髪君がトスを上げる
そのトスは後輩ちゃんの身長からしたら少し高いんじゃないかなと思ったけど、次の瞬間にその考えは杞憂に変わった
後輩ちゃんは余裕そうな笑みで跳んだ
いや、跳んだというよりも飛んだと言った方がいいかもしれない
後輩ちゃんはスパイクを打った
次の瞬間
ブロックに当たり床に打ち付けられると思ったスパイクは、大きくはねてギャラリーにいる俺の手の中にすっぽりと収まった
「っ…………⁉」
「おぉ…！」
岩ちゃんも驚いたみたい
ふと下を見れば後輩ちゃん達はハイタッチをしていた
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(名前)(プロフ) - 面白すぎます！応援してます！更新頑張ってください！あと0翼の最近の悩みのところなんですが「変え」は、「声」ではないでしょうか？勘違いでしたらすみません。本当に面白かったです!応援してます！ (2020年6月24日 17時) (
レス) id: 0a80c4d22b (このIDを非表示/違反報告)
咲夜(プロフ) - あの……47翼の話の「起動」は「機動」だと思います。初コメが誤字の指摘になってしまいすいません。とても面白いです。既に2回読みました。これからも楽しみにしています！ (2019年3月24日 1時) (レス) id: 7c299e15d2 (このIDを非表示/違反報告)
雷華 - 初コメ失礼します！この作品面白いです！たぶんですが、ページ数が50になったので続編にいくと思うので楽しみにしています！更新楽しみにしています！大変かもですが、頑張ってください！ (2019年3月23日 17時) (レス) id: 78c105b37d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あるぱか | 作成日時：2019年3月8日 23時
