一球目 ページ3
涼蘿said
どうも
黄瀬涼蘿っス
今は六限の授業中っス
僕は今、宮城県の烏野高校に通ってるっス
中学は東京の帝光中だったんスけど、僕のお姉さん的存在である従姉妹の潔子っちに誘われて宮城に来たんス!!
双子の涼兄には猛反対されたっスけど、
潔子っちの家に住まわせてもらえるんスよ♪
と言ったら、じゃあ安心っスね!!
って言われたっス
解せぬ…
部活はまだ何処にも入ってないんスけど、今日の放課後、男子バレー部のマネージャー仮入部にいくんスよ
勿論潔子っちのお誘いっス
三日くらい前に
****
清水家
清水「涼蘿、ちょっと良い?」
涼蘿『潔子っち!全然良いっス♪』
清水「涼蘿、学校はどう?馴れた?」
涼蘿『はいっス。既に友達沢山いるっスよ。』
清水「そう。部活は?もう決めた?」
涼蘿『いや、まだ入ってないっス。
中学と同じでバレーもいいかな〜とも思ったんスけど、そうなるとマスコミとかなんか来そうでやなんスよね…。
結局まだ決まってないっス。』
清水「じゃあ、男子バレー部入らない?」
涼蘿『男子バレー部ってマネージャーっスか?
潔子っちと一緒に!?』
清水「うん。今マネージャー私だけで、正直一人だと大変だし、私は来年にはいないからマネージャーも新しい子いてほしいからさ…。
涼蘿バレー凄く上手いし、選手達にも教えられるでしょ?
だから、是非おねがいしたいなって。」
涼蘿『勿論良いっスよ!!潔子っちのお願い事なら直ぐにでも入部するっス!!』
清水「ホント!?ありがとう!
流石に直ぐには無理だから、三日後位の放課後から仮入部で良いかな?」
涼蘿『了解っス!』
清水「あ、じゃあその時ジャージとバレーシューズとか持ってきて!
涼蘿には選手達に教えるのをメインにやってもらいたいの。
あと、情報収集とか出来るんだっけ?」
涼蘿『はいっス!見方は勿論、相手チームの得意なプレー、身長・体重から最近の悩みまで!
これ当てたときの本人たちの顔とか結構好きなんスよ♪
何で知ってんだ!?Σ(´□`;)みたいな。』
清水「ふふっ
それもおねがいして良いかな?」
涼蘿『フフフッ
言われなくてもそのつもりっスよ♪』
***
てな感じっス
勿論、男子バレー部の人達の情報も調べ済みっス
あー、楽しみっスね〜
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意地悪な魔法使い - めちゃくちゃ好きです!更新待ってますね! (2019年5月5日 2時) (レス) id: b9c431de9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あるぱか | 作成日時:2018年8月22日 9時