【名探偵コナン×歌い手】超人気な歌い手はとあるスナイパーと共闘するそうです

弾丸が十六発 ページ19

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真澄「やあ鈴、大丈夫か？」
　
　


蘭と園子、江戸川少年、そして車椅子に乗った真澄が病室に入ってきた。
　


　
『真澄こそ大丈夫？アイマムゲンキー』
　

真澄「ははっ！まだ傷は痛むけど問題ないよ」


『なら大丈夫だね』
　

真澄「本当にごめんな、鈴を守るって言ったのに」
　

『いやいや、これは私のミスだし、狙撃されたわけじゃないから』
　

真澄「でもなぁ…」
　

『大丈夫って！』
　



その後、売店に行くと言って蘭と園子が退室した。
　
　


真澄「じゃあ本題に入ろうか」


『江戸川少年、犯人は？』
　

コナン「まだ容疑者二人とも姿を消したままだよ」
　

真澄「…そうか」
　

『ケビン吉野とウォルト・ディズニーだったね』←

　
コナン「ジャック・ウォルツだから」←
　

真澄「真面目な表情で何言ってるんだ」
　

『ごめんなさい』


　

空気和らげようとしただけなんだけど…なんか怒られました。


当たり前だねコノヤロウ。
　
　


真澄「所で…昨日狙撃されたとき、気になることがあったんだ」
　

『気になること？』
　

真澄「あの時…犯人はレーザーライトを照射してた。おかしいと思わないか？」
　
　


確かに…普通レーザーライトは狙撃では使わない。

ターゲットに悟られるし、何より自分の居場所をさらすことになるからね。
　

詳しいでしょ？赤井さんからの知恵じゃボケェ←
　


　
コナン「なるほど…それでハンターは自′殺ではなく対決の形を…」
　

真澄「え？どういうこと！？」
　

コナン「自′殺の方が捜査を打ち切りにできるし、もっとマーフィーさん達を油断させられるでしょ？

でも、そうしなかった…」
　

真澄「そうか…あれは犯人が冷徹な真のスナイパーになるための最後の試練のようなものだったのか…」

　
コナン「うん…第一の狙撃はMK-11最大射程。第二の狙撃は夜間動くターゲット。そして第三の狙撃が、どんな相手にも動じない精神力…」
　

『なるほど…ハンターさんは自分が死ぬまでに犯人を最強のスナイパーに育て上げたかった……って、それじゃあ犯人は＿！』
　

真澄「まさかっ！！いててっ…」
　
　

真澄は興奮して鎖骨の傷も忘れて思わず身を乗り出した。
　

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