【名探偵コナン×歌い手】超人気な歌い手は探偵達と謎解きをするそうです

探偵が二十九人 ページ32

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白「だからって、人に興味を持ってるわけじゃないよ。はっきり言うと飽きたんだ、人間に。
　
　こんなこと人の前で言うと神を見る目が変わっちゃうからあんまりださないけどね？
　
　でも、そう思えるほど僕等は人に特別な何かを持つわけじゃない。神の御加護とかいうけど、そんなのはごく一部の物好きな神じゃないとしないよ。
　
　まあ…とかいう僕も、君っていう一人の人間に興味を持った物好きなんだけど」
　





『…ほんっと…白は物好きだよ。
　
　今ここで白に言われなくても大体私が思っていたのと同じだから。
　人なんて数えきれないほどいるし、人が誕生してからもう人間じゃ100%明確には主張出来ないほど時間が経ってる。
　
　私だって白の立場なら飽きるよ』



　そんな僕とニセ兄妹やってる君も人間として物好きだよ。と思ったがあえて言わなかった
　
　それを言ったら、人間とニセ兄妹やってる僕はどうなんだって事になるからね



白「まあ…面白いけど興味は特にない。
　
　だけどそんな中で、僕は偶々偶然君という一人の人間をこの何億と言う中から見つけ出した。僕がっていうより、知り合いの神がだけどね」



　彼煩かったなぁ…なんか、俺好みの子がいる！！って騒いでたや。
　
　その時は対して興味なかったし、彼に気に入られるなんてつくづくついてない子だなって…


　
白「まあ、君を気に入ったっていった僕の知り合いってかの有名なサタンと天照様だからね。
　
　ほら、彼って位の高い神だからさあ？たちまち神達の間で広まって〜。
　普通なら皆追求しないんだけど、あのサタンと天照様が気に入った人間って来れば別。
　
　だから僕模本の少し気になってね。
　それが君だったんだよ。
　
　それからしばらくの見てたけど…僕も君に興味を持ってさ…こうした近くにいるわけ」


　

『…神様に興味持たれる私って…』
　



　鈴は引きつった表情で笑っていた
　


　まあ…僕もサタンに聞いたとき今の鈴みたいな状態だったから



白「まあ…神って理由以外に兄だからね。
　君には後悔してほしくない」
　


『私だって後悔したくない。だからって命投げ出す様な真似はしない。まあ絶対なんて存在しないから言い切れないけどさ』
　
　

　
　″それでも私は本能に従う″
　
　
　
　そう鈴は、僕の目を見て言った
　
　
　そうだよ…僕はね、その瞳に惹かれた
　
　
　だから″兄″として大切な″妹″を導く
　
　
　

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