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30カラットの宝石 ページ43








あれから、なんとか生きて来れた



大変だったよ?何処かの誰だかさんがガトリングぶっ放すは、窓割れて、飛ばされそうになるは…
 





ルッチーは……まあ…
 
 
 
 


風が収まってすぐ私はコックピットへ向かった


コックピット内では、アラームが鳴り響いていて、計器からは火花が飛び散り、操縦士は床に倒れていて……
 



 
アランさんは血にまみれていながらも、致命傷はないらしい…ある意味虫の息だけど


気を失ったアランさんと事切れてしまった操縦士さんを運び毛布をかけた
 





『……はあ…』


コ「おい!鈴、血が……」
 


 
江戸川少年に言われて腕を見ると、白かったハンカチは真っ赤に染まっていた




『あー…大丈夫だよ。これくらいどうって事ない!』
 



実際めちゃくちゃ痛い…


汗出てきたし…
 
 


二人はこっちを見て、申し訳なさそうに謝った
 




『だから大丈夫だってば…ほれほれ、江戸川少年は通信レコーダーをなおさんかい!』


コ「……ハハッ…そうだな」
 
 

 


レコーダーを直している間、江戸川少年とルパンさんが話をしている
 

私はそれを、静かに聞いていた
 
 

 
それと、念のため奥の部屋からパラシュートが一つだけ残っていたのでそれを持ってきた
 


この後の結末は墜落だからね…
 
 

私はアランさんを連れて行かないと…
 
 
 


そして物語通り、2機のジェット機がこちらに向かってきた
 
 
 

コ「ヴェスパニアからの国家要請だ!?」
 


 
つまり、ルパンさんがキースさんに提案したせいでヴェスパニア王国がこのジランバ機を撃墜しようとしていると…
 
 
 


コ「こうなることぐらい想定に入れとけよ!」


ル「おめぇが想定外だ!!」

 
コ「キッドに化けといて俺が大人しくしてるわけねーだろ!!」


ル「シャレも分かんねーのか!!」


『うるっさいわ!!っ…うわぁっ!来てる来てるからぁー!!』



 

 
 
二人は慌てて前を向いて、ルパンさんはコントロールレバーを、江戸川少年はスロットルを、私はもう一方のコントロール席に座ってメーターなどを調節…
 



 
 
『くっ…!次は決めに来るよ!』


コ「もう防ぐ手はねぇぞ!!」
 




 
すると、ルパンさんが江戸川少年に何かを投げた…



チェリーサファイアを…

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双子ネコ - 猪突猛進◯ール? (2020年7月23日 21時) (レス) id: 6f69f92852 (このIDを非表示/違反報告)
亜美 - 20カラットの宝石 の最後間違ってますよ。  (2020年7月4日 13時) (レス) id: 37c5ca98ba (このIDを非表示/違反報告)
ルナ・スカーレット - おっふ…面白い…ハマった…ありがとうございますぅぅ!!!世良さんはイケメソですよねうん。 (2018年12月15日 15時) (レス) id: 5eea7c1ec6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうね - 最近読み始めました!面白くてハマっています!私は世良さんが大好きです! (2018年12月15日 10時) (レス) id: a2bb2bfeda (このIDを非表示/違反報告)
ルナ・スカーレット - 星咲夜空さん» あ!第一弾から応援してくれている方ですよね!コメントありがとうございます!哀ちゃん絶対天使やろ← (2018年9月18日 10時) (レス) id: 5eea7c1ec6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:霧雨柊月 | 作者ホームページ:霧雨柊月  
作成日時:2018年6月21日 19時

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