【名探偵コナン×歌い手】超人気な歌い手はとある泥棒一味に出会うそうです

３カラットの宝石 ページ5

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『江戸川少年…残念でした』



コ「は？」
　





　
アルファロメオから黒い人影が飛び上がった。
　
　



コ「！？」


　


黒い人影の中央で何かがピカッと光る。





それは鞘から抜かれた刀だった。
　








「でぃやァァァァ!!!!!!!」







　
光がコナン目がけて飛んできたと思った次の瞬間、スケボーが真っ二つに割れた。






　
コ「うわっ！！」






　
地面に着地したコナンは割れたスケボーに片足で乗ったがバランスを崩して放り出された。
　





コナンが起き上がるとすでにアルファロメオは小さくなっていた。
　
　

　








コ「…斬鉄剣……なるほどね…だったら最初から言えよ」
　







　
大通りを走っていたキッドは少し曲がった煙草をおもむろに咥え火をつけた。








　
その手は純白のシルクハットに伸びる…
　
　








シルクハットを取ると、現れたのはキッドの変装を解いた…
　
　
　
　
　









　
　
　





　
…ルパン三世だった。
　









　
　
　
　
『あはっ、やられちゃったねぇ江戸川少年！』








コナンの隣にはバイクに乗ってヘルメットを取った鈴がコナンにちゃかしたような笑みを向けていた。






　
コ「…鈴…オメーこうなること分かってただろ」









　
すると少女は不敵な笑みを浮かべ言い放つ。
　
　









『トリップしてきたんだから…当たり前でしょ？』
　









　
トリップ…この言葉を聞いたコナンは「そういえば…そうだったな」と溜め息交じりに呟いた。
　









コナンはもう一度少女を見る。





　







　
満月と夜空を背にする少女はいつもの雰囲気とは違い、









　




妖しい魅力を漂わせていた。
　

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