スカウト ページ6
「予選通過は上位43名。
残念ながら落ちちゃった人も安心しなさい。まだ見せ場は用意されてるわ」
その言葉に、Aは”うっし”とガッツポーズをした
やはり推測が当たった時の高揚感は悪いものでは無い
「そして、次からいよいよ本選よ！ここからは取材陣も白熱してくるよ！キバリなさい！」
報道陣の居る場所は暑そうだ
Aは”よくやるなぁ”と少し感心している
すると、報道陣の中の一人がこちらへ合図を送ってきた
少し前のインタビューに答えてあげた人だ
『ははっ、』
Aは１番後ろに居たため、目立っているのだろう
少し後ろを向き、笑顔で手を振った
ｶｼｬｯ！
その貴重な瞬間を捉えたのは、そこの週刊誌社だけだった
前回も唯一スグリへのインタビューに成功したのに引き続き今回も＿＿
そこの週刊誌社の業績は、右肩上がりだろう
「おい、A」
『ん？』
轟がAの肩を叩く
”どうした？”と聞き返せば、「俺らで組まねぇか？」と
『え、あ、あー』
Aは説明を聞いていなかった
だが、うまいことにディスプレイに《騎馬戦》の文字が見える
『(なるほど、チーム戦って訳か)』
『良いけど、今個性が使えないんだよな。それでも良いか？』
「構わねぇ。お前の強さや立ち回りの良さは個性無しでも活かされる」
『分かってんじゃん』
ぱしっと轟の背を叩く
轟に聞けば、残りの2人は決まっているらしい
集まったのは、飯田、上鳴、轟、偽名だが鷹上の四人
轟はお前らを選んだのはこれが最も安定した布陣だと思うからだ」と話す
「上鳴は左翼で発電し敵を近付けるな」
「Aは右翼。上手く立ち回って全体のサポート」
「飯田は先頭で機動力源もといフィジカルを生かした防御」
轟の説明には頷ける
確かにこの四人ならば、鬼に金棒状態だろう。
「轟くんは氷と熱で攻撃・牽制ということか」
飯田が問う
だが、轟は目をギラつかせ否定した
「いや、戦闘に於いて左は絶対使わねえ」
『(エンデヴァー......か)』
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縷々(プロフ) - いちきちゃんさん» ありがとうございます！そう言っていただけるととても元気が出ます！更新頑張りますね☆ヽ(´∀`ヽ) ｷｬｯﾁ!! (2023年3月15日 0時) (
レス) id: 597dcd765c (このIDを非表示/違反報告)
いちきちゃん - コメント失礼いたします!お話の内容､すべてが大好きです!応援います!(´ω` )/⭐ｽｯ (2023年3月14日 17時) (レス) @page27 id: bbdd29e3b1 (このIDを非表示/違反報告)
縷々(プロフ) - 狼派さん» ありがとうございます！とても励みになります！更新頑張りますね=͟͟͞͞☆ヽ( '-'ヽ)ｷｬｯﾁ. (2023年3月14日 8時) (レス) id: 597dcd765c (このIDを非表示/違反報告)
狼派(プロフ) - このお話とっても好きです！！更新頑張ってください。( っ˙꒳ ˙)╮ = ⭐ (2023年3月14日 6時) (レス) @page27 id: 7687561dfd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：縷々 | 作成日時：2023年3月2日 18時
