動け、羽 ページ25
目の前で、飯田くんが動き出す
なんだ？動けなかったのは傷が深いからじゃないのか？
『そこのヒーロー、』
固まりながら隣でうずくまってるヒーローに声をかける
そのヒーローは少し動いた
「なんだ、？」
『動けないんだけど、なんでかわかる？』
「あ、あいつの個性だ！血を舐められたら動けなくなる！」
なるほど、なら何故口は動く？
心臓は止まっていない
感覚器官は正常に働いている
故に、動けなくなってるのは＿＿＿＿
『顔以外の筋肉』
なら、羽は！！
『動くっ！』
全てがスローモーションに見える
皆の声も、いつもよりゆっくりに聞こえた
目の前では、焦凍が炎を放っている
飯田くんは＿＿排気口を冷ませと叫んでいる
その隙に、ステインがナイフを投げた
出久は少し遠くで技を出そうと待っている
俺が今するべき事は＿＿＿
『ここっ！！』
飯田に飛んで来るナイフを全部止めること！
そして、飯田と出久はステインに打撃を与えた
「いけ！たたみかけろ！！｣
焦凍が炎を出している
羽が燃えてしまうので、加勢するのではなく落ちてくる二人を支えた
焦凍は氷を出し、ステインを捕らえた
良かった、誰も死んでない
「立て！まだ奴は…」
そう言って、臨戦体制を取る焦凍
だが、それを出久がせいした
「さすがに気絶してる？っぽい？」
ステインは氷の上で気絶していた
ぐったりとしている
「じゃあ、拘束して通りに出よう。なにか縛れるもんは…」
焦凍はゴミ捨て場をごそごそ漁っている
すると突然、俺の体は動き出した
『うおっ、と』
コケそうになるも、何とか踏み止まる
危なかった、顔面行く所だった
緑「ネイティヴさん、動けますか？」
ネ「ああ！大丈夫になった。足、ケガしてるんだろ？これくらいはさせてくれ｣
ネイティヴは、出久をおぶった
轟「さすがゴミ置き場、あるもんだな」
飯「轟くん、やはり俺が引く」
轟「おまえ腕グチャグチャだろう」
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縷々(プロフ) - いちきちゃんさん» ありがとうございます！そう言っていただけるととても元気が出ます！更新頑張りますね☆ヽ(´∀`ヽ) ｷｬｯﾁ!! (2023年3月15日 0時) (
レス) id: 597dcd765c (このIDを非表示/違反報告)
いちきちゃん - コメント失礼いたします!お話の内容､すべてが大好きです!応援います!(´ω` )/⭐ｽｯ (2023年3月14日 17時) (レス) @page27 id: bbdd29e3b1 (このIDを非表示/違反報告)
縷々(プロフ) - 狼派さん» ありがとうございます！とても励みになります！更新頑張りますね=͟͟͞͞☆ヽ( '-'ヽ)ｷｬｯﾁ. (2023年3月14日 8時) (レス) id: 597dcd765c (このIDを非表示/違反報告)
狼派(プロフ) - このお話とっても好きです！！更新頑張ってください。( っ˙꒳ ˙)╮ = ⭐ (2023年3月14日 6時) (レス) @page27 id: 7687561dfd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：縷々 | 作成日時：2023年3月2日 18時
