沖田総司のもう１つの刀(刀剣乱舞)

☆９話☆　初陣 ページ15

文久３年９月１６日

加州「さ、到着。まだ時間差行軍は表れてないみたいだね」

天馬「・・・・」

バタバタバタ・・・・

新選組が八木邸に到着したようだ。

堀川「見つかったらマズいですね」

和泉守「ひとまず隠れるか」

長曾祢「ぁあ」

今剣「そうですね」

新選組に見つからないよう隠れる。

土方「総司！行くぞ」

沖田「はい」

新選組は今から突入のようだ。

天馬「沖田くん！」

加州「天馬！？」


天馬「・・・っ」

沖田くんを見かけて飛び出そうとする天馬をさっと止める清光。


ドドド… 時間差行軍が現れた。


加州「天馬、行くよ」


天馬「…うん」

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和泉守「おーきたな！よーし、いっちょやってやろうじゃねえか。 そーら目潰しだ！」


堀川「さーて、僕も頑張らないとね。 遅いよ！！」


今剣「いくさだいくさだー！ あははっ！うえですよ！」


長曾祢「長曽祢虎徹、推して参る！ でぇりゃあ！」


加州「じゃ、おっぱじめるぜぇ！ フェイントに見せかけて攻撃！」


天馬「さ、戦闘だー。 ヤァッ！」


敵を倒しても次々と現れる。


今剣「今日はやけに多い・・・ですね」


時間差行軍が何体か中に入っていくのを見かけた天馬が１人で八木邸の中へ駆け出す。

天馬「沖田くんが・・・」


加州「・・・！天馬ーー！！」


長曾祢「加州ーここは俺らに任せて天馬を追え」

加州「・・・頼んだ」

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ザシュッ 次々と倒していく。

天馬「ここは通しません！ オラオラッ！！ ・・・・ふぅーーー」


全部倒し終えたと思っていたが、一体残っており後ろから天馬を襲う。

天馬「うわっ！！？・・・ぃッ！？」

さっと避けたが敵の剣の刃先が少し頬を掠める。


天馬「本番はこれからですよ！！」

ザシュッ・・・ 最後の一体を倒した。

天馬「ハァ・・ハァ・・・・」


倒し終え少し疲れている天馬を見つけ、清光が駆け寄る。

加州「天馬！！こんのバカっ！！軽傷ですんだから良かったものの！！」

天馬「・・・っ！！(ビクッ)」

すごく怒っている清光に叩かれると思いギュっと目を瞑る。
だが、いつになっても痛みはなくそーっと目を開ける。

加州「はぁー・・・無事で・・・よかった」

少し涙を浮かべた清光がぎゅっと抱きしめる

天馬「・・・！！清光兄…ごめんなさい」

天馬もぎゅーっと抱きしめかえす。

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