7：雄英受験�� ページ9
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試験会場の中に入り、席についてるとしばらくしてからプレゼント・マイクというヒーロー兼先生らしき人が入ってきた。
「今日は俺のライヴにようこそー!!!!エヴィヴァディセイヘイ!!!」
シーーーン
「(かっ飛ばしてんなぁ。)」
なんて思いながら会場を見渡してみる。倍率が300倍だけあって、本当に凄まじい人の量だ。
「(お、緑谷とツンツン君もいるじゃん。)」
あの二人同じ中学なのね。なんで仲悪そうなんだ？
実技試験の概要は、10分間の模擬市街地演習。持ち込みは自由とのことなので、カバンの中にしまってあったモデルガンを腰のベルトにセットする。
各自指定の演習場へ移動とのことらしいので、俺はゆっくり後のほうに行くとする。
人混みは嫌いだからね。
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−爆豪side−
会場が緊張に包まれる中、モブどもが移動を始めた。そんな中でも余裕ぶっこいて座っている奴を見て、クソデクに対してとは違うイライラを募らせた。
「…お？」
「チッ!!!」
クソ目が合っちまった。いやあいつが合わせに来たんだ。
このイライラをそいつにぶつけるように舌打ちをして、会場を後にしようとしたらいきなり腕を掴まれて振り向かされた。
ぱっと見俺より筋力なさそうなのに、
っんでこんな力強ぇーんだよッ!!
「夜村A。なぁ、名前教えろよ。」
怪しげな笑みを浮かべるそいつの目は笑っていなかった。
「…気持ちわりぃ。」
その目を見て何かを見定められた気分だった。
「ちぇっ」っと可愛らしく行ってるがそのそぶりは全然可愛げがねぇ。むしろ楽しそうなくらいだった。
「俺と勝負しようぜ。どっちがポイント稼げるか。」
カチ―ン
「あぁ？！誰がテメェなんかと勝負すっかよ!!!」
「俺が勝ったら、お前の名前教えてね〜！カッチャン！お先っ！」
ぶっち――ん
「はあああぁ？！あいつ殺すッッ!!!」
なんっだあのクソむかつく笑顔!!!しかもクソデクしか呼ばねぇ名前で!!!てか俺より先に会場出てくんじゃねーよ!!!
爆破し殺して、ぜってぇ勝つ!!!!
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ポポポ(プロフ) - はちすかさん» はちすか様、素敵なコメントありがとうございます！制作の励みになります。拙い文章力ですが、更新頑張ってまいりますので、ご愛読のほどよろしくお願いします！ (2021年2月27日 15時) (
レス) id: 044150acb1 (このIDを非表示/違反報告)
はちすか(プロフ) - コメント失礼します。一つ一つの文章の描写がとても素敵で、続きがとても楽しみです。 (2021年2月27日 13時) (レス) id: 798d8404cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ポポポ | 作成日時：2021年2月23日 14時
