15：ヒーロー基礎学�� ページ17
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午前の授業を終え、ランチラッシュのうまい飯を頂いた後は、午後の授業のヒーロー基礎学が待っていた。
俺は昼食を早めに食べ終えて残りの時間を昼寝に費やしていたので、オールマイトがデカイ声で教室に入ってきた時は、死ぬほどビビった。
身体がビクッてなったぐらいだから、誰かしらは気づいたと思ったが、皆オールマイトに釘付けだったみたいで、そんな心配はいらなかった。
ヒーロー基礎学とは、ヒーローの素地を作る為に様々な訓練を行う課目である。
今日のそのヒーロー基礎学は、戦闘訓練をやるらしい。すっげーそそられるッ！
俺はワクワクしながら、頼んでいたコスチュームを持ち更衣室へ向かった。
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コスチュームに着替えて演習場に向かうと、これまたすごい格好のやつらが勢揃いだ。
自分の個性に合わせた各々のコスチュームは流石は雄英なだけあってサマになっている。
俺は地味すぎたか?いや、これぐらいがちょうどいいか。
「あ、ねぇねぇ！夜村Aだっけ？あたし、耳郎響香。アンタのコスチューム、ミリタリーな感じでいいね。」
「お、ありがとな。響香、ちゃん？」
「ブッ、やめてよ！ちゃん付けなんて、名前呼び捨てでいいから！」
「お、おう。よろしくな響香。」
「アハハ、アンタって面白いね〜！」
ちゃん付けしたら話めっちゃ笑われてしまった。こういう時女の子の扱いがわからないと辛い。母さんがいたらなーっと思う瞬間であった。あ、女の子って苗字で呼んだ方がいいのか？ま、響香は名前で呼んでいいって言ってたしいっか。
ヒーロー基礎学の具体的な内容は、敵組とヒーロー組に分かれて屋内対人戦闘訓練を、2対2で行う。
数の都合上1組だけ3人になる。
チームも決まり、最初は出久のAチームvs爆豪のDチームだった。
その他の人たちはモニタールームに向かい、両チームの戦いを見守る形となる。
こうやって他人の戦いを見るのも初めてだななんて思ってたら、轟が話しかけてきた。
「容赦はしねーぞ。夜村。」
「おう、俺もだ！覚悟しとけよ〜。」
なんて軽くおちょくってみるが、轟はモニターを見ているだけだった。
爆豪だったらキレ散らかすのに、同じ人でもこうも違うとは…。
出久チームvs爆豪チームはすでに戦闘が始まっており、俺もモニターに目を凝らす。
爆豪がやばいのをぶっぱしてるのを見つつ、クラスが騒然となっているのを横目で見ていた。
クラスよりも爆豪の謎の焦燥感が気になったからだ。
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ポポポ(プロフ) - はちすかさん» はちすか様、素敵なコメントありがとうございます！制作の励みになります。拙い文章力ですが、更新頑張ってまいりますので、ご愛読のほどよろしくお願いします！ (2021年2月27日 15時) (
レス) id: 044150acb1 (このIDを非表示/違反報告)
はちすか(プロフ) - コメント失礼します。一つ一つの文章の描写がとても素敵で、続きがとても楽しみです。 (2021年2月27日 13時) (レス) id: 798d8404cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ポポポ | 作成日時：2021年2月23日 14時
