私が√5のマネージャーですかっ？！【4 - ぽこた】

2年前より ページ2

ぽ「えー、俺泣きそうになんかなってないもん」



あの日のことを思い出しながら話し合っていると
口を尖らせる彼。




「なってましたー」


ぽ「えー」





てか、"もん" とか30歳過ぎてる大人が言うことかよ。可愛いな。





ぽ「あの握手会からもう2年かー

俺らもすっかり公認ってやつだよね。」




「そうだね、ありがたいことに」






2年前の握手会、突然抱きしめられたことにより
当然付き合うことはファンの子にもバレた。





今なんかライブに行くとファンの子に
ぽこたんに対する些細な愚痴まで聞いてもらっている。






ぽ「2年経って変わったことってある？」



「んー特に…？」





ぽ「そうだよねー

お互いに対する愛情も変わってないしー
むしろ、もっとラブラブになった感じだよねー？」





クシャっと笑うぽこたん。








・・・うん。




確かに。






「そんな恥ずかしいセリフをさらっと言う所、
2年前と何も変わってないね。」



少し皮肉めいて言うと




ぽ「Aは2年前よりツンデレ化したよね。

ツン多めで！



そういう所も大好きだけど。」






なんて屈託ない笑顔で返される。







っ///





こんな甘い言葉毎日かけられてたら
照れくさくて素直になれないよ。







だってお互い甘い言葉かけ合ってたら
ただのバカップルじゃん←



ツンツンするようになったって言うなら
それはきっとぽこたんの所為なんだから！



そんな理不尽なことを考えながら黙っていると








ぽ「そろそろ "彼女" やめる？」



ふいに彼から発せられた言葉。









ぽ「俺の "お嫁さん" になってください」






驚きすぎて開いた口が塞がらない。





彼が言ったことを、ちゃんと理解するのに数分かかった。

心の声→←平凡な幸せ

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す