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...信じられない........
こんなのあり？？！
ただちょっとだけ唇が触れただけなのになにこの体温の上がり方！しかも体感20秒くらいだけどきっと2秒くらいだよね？！
頭溶けるかと思った！
本当に気絶しかけた！！
やばい！こんなの人生初！！！
たった2秒ほどのキスで、まるで事を終えたかのような体の火照りとそんな新しい自分に眩暈がしてきた...
どうしよう
どんな顔して振り向けば...
そんなことを思いながらチラッと倫也さんを見た
え。
恥ずかしさでバクバクのわたしをよそに
大あくびをして元々下がった目尻をもっと下げて伸びをしている...
「え。」
あまりのわたしとのギャップに二度見してしまった。
『ん〜？』
「いや、今、したよね？」
『なにが？』
「........キス。」
『ん〜、してないよ。』
「いや、したでしょーが！してなかったら、...その」
『その〜？』
またもニヤニヤと笑う倫也さんがだんだん化け狐に見えてきた...
目をキラキラと輝かせながらつぎの言葉を待っている
「その...だから」
『うん。』
「.....ドキドキしてしんどい...。」
そう言って腕で顔を隠して丸まった。
まじで何を言わされてるんだ？わたしは。
誘導尋問にも程がある
どうしようキャラ崩壊してしまう...
隣から聞こえるクスクスと笑う声
「笑わないでよっ！」
顔を上げずにジタジタしていると、
『でもほんとだよ。俺がしたのチューだし。』
はい？
待てぃ。
ポカンと顔を上げると、ぽやぽやと笑っている倫也さん。
「いっしょじゃん！」
呆れたように言うわたしに、
『全然違うよ？する？』
と全く動じずにジリジリと近寄ってくる倫也さん
そんなわたしをかんっぜんにからかっている倫也さんの近づいてくる唇をギュッと掴んで
「もーちゅーしない。」
と目を細めて手を離すと『それは困るなぁ。』としょんぼりしたから、悔しいけど笑ってしまった。
『よし。桜も見れたしそろそろ行こうかな。』
そう言って立ち上がった倫也さん。
ふと、今何時なんだろうと時計を見ると
「え？！え？！！もう0時半になるよ？！」
信じられないスピードで過ぎていた時間に驚愕した
そんなわたしをよそに倫也さんはいつものマイペースで
『そうそう、だから早くお家に帰りなさいよ。』
そう振り返って言った。
幸せな時間はあっという間なんだと
こんなに実感した日は初めてだと思った...
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RJS(プロフ) - 葵さん☆なんて嬉しいお言葉...涙が出そうなくらい嬉しいです。景色が目に浮かぶ様な物語が描きたかったので思いが伝わった気持ちになりました...。幸せです！言葉でお伝え下さって本当にありがとうございます。幸せに眠りまーす♡ (9月16日 2時) (
レス) id: acf635abfc (このIDを非表示/違反報告)
葵 - まるで一本の映画を見ているような気持ちになり、一気に読み切ってしまいました。本当に素敵な作品ありがとうございます！空と海の碧さと夏の暑さが入り混じって、優しくて、もどかしくて。素敵な世界をありがとうございます♡˒˒ (9月15日 20時) (レス) @page24 id: e59d00ee3d (このIDを非表示/違反報告)
RJS(プロフ) - ゆずはさん» ゆずはさん☆コメントありがとうございます。読み返してもらえるなんて幸せな作品です！本文にも書きましたが、まだ頭の中にあるものがあります。それをうまくかたちにできるよう頑張りますので是非お付き合い頂ければ嬉しいです。最後までありがとうございました！ (2022年2月13日 9時) (レス) @page24 id: acf635abfc (このIDを非表示/違反報告)
ゆずは(プロフ) - ついに終わってしまった、、。とても幸せな気持ちになれる作品でした。RJSさんが作り出す倫也さんが大好きで何度も読み返してました笑笑また新しい作品で出会えたらぜひ見に来たいと思います！！ (2022年2月12日 23時) (レス) id: d5f1772468 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RJS | 作成日時：2022年1月18日 9時
