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なんで…ボスであるグルッペンが居るんだ…
重要人物こんな簡単に出てきちゃ駄目だろ…
gr「トン氏、オスマン、挨拶を」
グルッペンは後ろの2人を見ず、手で合図する。
tn「………トントン…です。」
os「オスマンや！よろしくめう〜！」
豚の被り物をし、赤いマフラーを巻いているのが、トントン。
トルコ帽を被り？糸目で女子みたいに振る舞っているのがオスマン。
大丈夫、記憶と同じだ。
でも、なんでこんなに戦力をだしてきたんだ…？
確か、トントンはマフィアには珍しい凄い剣の使い手だったはずだし、オスマンは読唇術？心理学？に長けているはずだ。
ましてやグルッペンはボス。ボスでも強く、一人で他のマフィア団体を滅したとかなんとか…
ヒロインを一番怖がらせていたのもこの3人のはず。
顔が強ばっていくのが分かる。
せっかく死亡エンドから遠のいたと思ったのに、振り出しに戻ってしまった。
gr「まぁ、そう身構えるな。殺すつもりはない。……今は、な？」
その言葉を聞き、口の中がカラカラになり喉が乾いていく。目眩もしてきた。
今は…？少しでも感に触れれば殺される…？
os「グルッペン、怖がらせちゃ駄目めぅ！
Aちゃん、俺らは君に提案をしに来たんや。君にとってもええ話やと思うで？」
『………なん、でしょう…』
怖がるな。なるべく強く心を保て。
弱っているのを悟られたら其処に漬け込まれて終わる。顔をあげろA！
gr「…！ほぅ、面白い顔をするな…ククク……
tn「グルさん。話から外れるな。」
ああ、すまんすまん。
ｺﾞﾎﾝ…それで提案というのが
我々の仲間になれ。」
『………雑用は御免です。』
gr「雑用？お前にそんなのは勿体ない。
ただ、俺達の傍に居るだけでいい。
抗争の前線に立てとも言わないし、仕事をしろとも言わん。俺らの傍に居る。それだけでいいんだ。
いい部屋は用意するし、豪華な食事も綺麗な服も全て揃えよう。お前にとって良すぎる話だろう？」
何を言っているのだろうこの人は。
私にマフィアに入れと？傍に居るだけでいいと？
この短時間で何が起こったんだ。
gr「今の生活より全然いいだろう？
我々の仲間になってくれるならここにサインしてくれ。」
そういうと高級そう……いや高級な紙とペンを差し出してきた。
私はそのペンを手に取り、震える手で紙にサインを_____
書かずにペンを思いっきり紙ごと机にぶっ刺した。
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水上灯 - 主人公好きですｗめっちゃ面白いです、頑張ってください！ (2023年4月15日 12時) (
レス) @page10 id: 278a10c8d3 (このIDを非表示/違反報告)
頭おかしい夢女子 - 初コメ失礼します！！白26様の言葉使いや話の題名などが面白くて一目惚れしましたぁ！自分はあんまり文章が上手くないので尊敬します！！ (2023年4月7日 1時) (レス) @page50 id: acd727f7b1 (このIDを非表示/違反報告)
白26 - ミーネンさん» コメントありがとうございます！！読んでくださり本当にありがとうございます！凄く嬉しいです！！今年も頑張るのでよろしくお願いします！ (2023年1月1日 22時) (レス) @page43 id: 3621e90142 (このIDを非表示/違反報告)
白26 - 1国の33民さん» コメントありがとうございます！！これからヒロインとの絡みも増やしていきたいですね……頑張ります！！ (2023年1月1日 22時) (レス) id: 3621e90142 (このIDを非表示/違反報告)
ミーネン - 初コメ失礼します。気になって読んでみたら手が止まらなくなり少し焦りました（笑）これからどんどん目が放せない展開になりそうでわくわくしています。お体に気をつけて。最後になりましたが明けましておめでとうございます。今年も勝手ながら応援させて頂きます。 (2023年1月1日 22時) (レス) @page43 id: 1c195c76a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白26 | 作成日時：2022年12月3日 22時
