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.11 【ky】 ページ12
俺とAは空き教室に着いた
瞬間、Aに抱き寄せられる
「･･･ええぇっ！？」
突然のことでびっくりしたが、
Aは
・
・
泣いていた
「･･･お前、なんで泣いてんだよ」
『･･･っ、なんでも、ないよ』
「なんでもなくはねーだろ？話してみろよ･･･」
そう言って、Aの唇にそっとキスを落とした
「大丈夫だって、俺がついてる」
『･･･っ、、き、よかわ』
『･･･私、レトさんとっ、、』
「･･････レトさん？」
『･･･ごめん、これ以上は言え･･･ないっ』
「そっか」
『･･･私のこと抱いていいよ』
「･･････ぇ」
『･･･いいからっ！！！』
Aの目は涙でいっぱいだった
・
今の俺はAの要望に答えることしかできない
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作者名：しょうゆもち | 作成日時：2018年7月7日 17時
