行方不明の雪柱は､血鬼術で若返っても愛されるようです｡【鬼滅の刃】

肆拾肆 ページ8

Aside

私を捕まえろという伝令がきてからのこと｡

『任務がほとんどこない……』

暇すぎて暇すぎて死 にそうだった｡

かといって外に出る気にはなれない｡

外に出て捕まったらシャレにならん(震え声)

氷柱｢ﾏｴﾊﾊｼﾗﾀﾞｯﾀｶﾗﾅ､ﾆﾝﾑﾉﾘｮｳﾓﾁｶﾞｳﾀﾞﾛｳ｣
『ですよねぇ……』

縁側に座ってお茶を飲む｡

そして､ごろんと寝転がり目を閉じる｡

『いっそこのまま寝ようかなぁ……』

ずっと藤の家紋の家に居座るのはよくないとは分かっている｡

でも雪柱邸に帰って､柱に捕まるのは嫌だ｡

氷柱｢ﾊﾞｶｶ､ｺｳｲｳﾄｷｺｿ鍛錬ｦｼﾛ｣
『ん？氷柱日本語上手くなったね』
氷柱｢話ｷｲﾃﾀｶ?｣
『聞いてるよ｡しょうがないからやるか……』

しばらく任務なくて体もなまっているだろう｡

仕方ない､久しぶりに素振り1000回やろう｡

木刀を持って庭に出る｡

『1､2､3……』ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

30分後……

『996､997､998､999』ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

1000回素振りしても体力が尽きることはない｡

柱舐めんな!!(((

『1000っ!!』
氷柱｢ｵ疲ﾚｻﾏ｣
『全く疲れてないけどね､それにしてもなんか足りないなぁ……』

この後､腕立て伏せを500回やったらしい｡

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