17.最終決戦! ページ33
緒戦が幕を閉じ、Trickstarと別れ生徒会たち運営側の手助けに回ることにしたA。
方々で行われるライブの集計や交通整理、それからはあちこち学院内を駆けずり回る時間となる。
学院に訪れていた客の中にはAの存在を知る者もいたようで、それに応えたりとなかなかせわしなく動いていた。
そしていよいよ決勝の時間。
決勝戦を今か今かと待つ観客たちの熱はすさまじいものだった。
「う〜ん、やっぱれいたちは負けちゃったんだね〜？
かおるが私に慰めてもらうためにここに探しに来るに一票〜。
……ん〜、FineとTrickstarどっちも頑張ってほしいなあ」
敬「じゃあ俺も一票。
とにかく、今から最終戦だ。集計の誤差やらトラブルやらを決して起こすんじゃないぞ」
「らじゃ〜!」
舞台の幕が上がり両者のステージが始まる。
さすがにここまで生き残ってきたユニット同士、なかなか白熱した戦いが繰り広げられた。
いよいよ最後の曲が終わり得票タイム。
会場でキラキラと光るサイリウムを機械が数え、それを確認していく作業が始まる。
そしてその結果は意外なものとなった。
集計された結果を舞台上でアナウンスするふたりの教師。
章「ただいまよりDDD決勝戦の結果をお知らせいたします_____
勝者はFineです＿＿＿＿＿」
その言葉を聞いて心の底から悔しがるTrickstar。
一方Fineは喜んだりつまらなそうにしていたりと反応はバラバラだった。
そして、その言葉には続きがあった。
章「確かに勝者はFineです。
ですがここで少し補足させていただきます。
このドリフェスには規定のルールが設定されいて、その中に
『得票数の差が一定以下だった場合、延長戦を開催することができる』
というものがあります。
今回のライブの得票数の差はこの規定の数値に達していました。
ですが……」
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むいのすけ717 - リンリンさん» コメントありがとうございます! (2020年2月17日 21時) (
レス) id: 08942b1695 (このIDを非表示/違反報告)
リンリン - 〇〇しないと出られない部屋 読みたいです (2020年2月17日 16時) (レス) id: 26c1cf33a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むいのすけ717 | 作成日時：2019年12月23日 23時
