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ルフィside
死ぬかと思った！！！！！！！
そう叫びたいけど、最早そんな気力なんて無い。全身ボロボロで、手足に力が入らない。それでも、ダダンの家に向かって力を振り絞って歩く。
エースと友達になりたくて全力で追っていたら、崖に落とされた。あれからどれだけ時間が経ったのか分からない。
分かることといえば、腹の虫がうるさいってことだけ。
……腹減ったぁぁ…
やっとの思いでダダンの家に着いた。家の中に入れば、ギョッとした目でダダンたちがおれを見た。そして、怒鳴った。
その中をかき分けるように何かを持って、おれの元へ駆け寄る人影が一つ。
『怒鳴ってないで手当てが先でしょ』
そう言って、優しくおれの体を寄せて手当てしてくれた。見れば、マフラーのようなものを首に巻いた男が、真剣におれの傷を手当てしてくれている。
……誰だ？コイツ。
『ふはっ……視線で心の声を語り過ぎ。“誰？”って、思ってるだろ』
笑われた挙句、心の声読まれた。
ビックリすると同時に、おれは興味が湧いた。
『A。16歳。よろしく』
「おれ、ルフィ！海賊になるんだ！」
『へぇ、海賊ね。応援してるよ』
Aがそう言った直後、おれの腹からｸﾞｰｰｯと鳴った。Aはそれを聞いて、小さく笑った。
『お腹すいてんの？』
「あぁ！腹減った！！」
『じゃ、手当てが終わったら何か動物狩ってくるよ。そんで、料理して腹一杯食わしてやる。なんの肉がいい？』
“肉”
その言葉におれは目を光らせた。その様子を見て、Aは呆れたように微笑んだ。
「肉ならなんでもいい！」
『ははっ……底抜けに元気だな。
じゃ、なんか狩ってくるよ。待ってる間、少し寝とけ』
「やだ！！おれもついてく！」
どうやって動物を狩るのか見てみたい。
純粋な興味からの言葉だった。でも、Aはその発言に驚いて、そして力無く笑った。
『どーせ、やめとけって言っても無理して付いて来るんだろ』
「な、なんでわかったんだ！？」
『エースの一件で予想付いた。いいよ、来たけりゃ来れば』
でも夜だから気を付けろよ。
それだけ言って、Aは外に出た。おれもそれに着いていく。Aは辺りを見渡して、小さく頷きおれを抱えた。
『ちょっと走る。歯ｧ食いしばってじっとしてて。舌噛むよ』
それだけ言って、Aは走り出した。
「は、速ェェェエ！」
『舌噛むって言っただろ！口閉じとけ馬鹿！』
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笑舞♪(プロフ) - 潮見さん» コメントありがとうございます！1番！！めちゃくちゃ嬉しいです…！更新頑張ります！ (2022年10月29日 16時) (
レス) id: 938f6d2c76 (このIDを非表示/違反報告)
潮見 - 面白すぎます！ASLの兄貴っていう作品の中で1番好きです！更新楽しみにしてます〜 (2022年9月26日 8時) (レス) @page39 id: c06f6fba38 (このIDを非表示/違反報告)
笑舞♪(プロフ) - 紅碧さん» コメントありがとうございます！好みドンピシャ！嬉しいです！これからも更新頑張りますね〜！ (2022年9月24日 15時) (レス) id: 938f6d2c76 (このIDを非表示/違反報告)
笑舞♪(プロフ) - seeenraaaさん» 返信遅くなり、すみません。も幸せだなんて…！嬉しい限りです。これからも、頑張って更新しますね！ (2022年9月24日 15時) (レス) id: 938f6d2c76 (このIDを非表示/違反報告)
紅碧(プロフ) - めちゃくちゃ最っ高でした！！私の好みにドンピシャでニヤニヤしながら見ちゃいましたw続き楽しみにしています！ (2022年9月20日 21時) (レス) @page36 id: 48ad6ad27f (このIDを非表示/違反報告)
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