３９ ページ39
.
と 「いやいや、元気そうで嬉しい」
「ご無沙汰してます、始まる前に挨拶できなくてごめんなさい」
と 「大丈夫ですか？こんな宴会来てもらっちゃって」
「慣れっこだから大丈夫ですよ、笑」
と 「よかった！ なんか、あんまりうまく話せてないのかなって」
「や、いや…まあ
ちょっと、女優ヅラしすぎちゃったかもしれないです…笑」
と 「えぇ？笑 構えすぎちゃいました？」
「今ちょっと反省してました」
し 「そんな構えなくていいのに」
「お二人とも、盛り上がってる方には行かなくて大丈夫ですか？」
と 「全然大丈夫っすよ！な！」
し 「いや、僕はとしみつに連れてこられたんですけど」
と 「おいそんなこと言うな！！失礼だろ！！」
「笑」
早く退散しようかな〜と心折れかけてたけど、
ふたりが来てくれて少し安心した。
自然に笑顔になる。
と 「で、Aさん」
「はい」
と 「撮影来てもらってから誰かと連絡取ってたりします？」
「へ」
おっと？
「あ、まあ、」
と 「はい」
「りょうくんとかたまに連絡取ってますよ〜…」
と 「そうなんすね〜へ〜」
「はい、たまに〜」
と 「ヘ〜〜」
…
「あ、ちょっとお手洗い行ってきますね？」
何がたまにだ。
私は一旦整理するために、逃げるようにお手洗いに向かった。
と 「…く〜っ、いいわあ…めっちゃいい」
し 「？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 37人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：雨粒 | 作成日時：2020年9月2日 13時
